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J-GLOBAL ID:201802291221765282   整理番号:18A0081697

システイン変異体を用いた再折畳み実験で評価した卵白アルブミンの折畳み過程におけるシステイン30残基の関与【Powered by NICT】

Participation of cysteine 30 residue in the folding process of ovalbumin evaluated in a refolding experiment using cysteine mutants
著者 (4件):
資料名:
巻: 495  号:ページ: 1061-1066  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ニワトリ卵白アルブミン(OVA)の折畳みにおけるシステイン(SH)残基の役割を理解するために,各SH残基がアラニン(C11A,C30A,C367A,C382A)で置換したSH変異OVAを調製した。非還元条件でのSDS-PAGE分析は,C11AとC30A変異体は,元のSS結合(Cys73Cys120)を持つ蛋白質に加えてジスルフィド(SS)異性体を生成することを示した。エラスターゼ消化への感受性は,SS異性体におけるCys73残基はSS結合の相手として関与することを示唆した。変性とSS還元状態下でSH変異OVAのリフォールディングの際,C30Aのみが完全な形に再折畳みできなかった。Cys30残基は正しいリフォールディングにおいて重要な役割を果たすことを示した。これを確認するために,元のSS形成部位(C11/73/120A,C30/73/120A,C73/120/367A,C73/120/382A)を欠失した,四SH変異OVAの各を構築し,発現させた。C11/73/120AとC30/73/120A変異体はSS形を形成し,対照としてC73/120Aとは対照的になかった。Cys30はOVAの正しい折畳みに関与していることを,そのSS結合(Cys11 Cys30)は一時的にミスフォールディングを回避するために初期折畳み段階で発生し,OVAの天然SS型はSH-SS交換により再生されると結論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
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