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J-GLOBAL ID:201802292158200975   整理番号:18A0625026

鳥取県日野川水系における栄養塩類および微量元素の環境モニタリングからみた環境汚染の動態評価

Environmental Monitoring and Assessment of Nutrient Salt and Trace Element Levels in Hino Rivers, Tottori Prefecture
著者 (6件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 33-39  発行年: 2018年03月22日 
JST資料番号: L1101A  ISSN: 0917-2408  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は鳥取県日野川水系11地点の河川水,排水および生物を用いた環境モニタリングを実施し,無機態窒素と微量元素による汚染の動態評価を目的とした。その結果,養豚場排水(2)JS)のNO2-とNO3-濃度の総和は,他地点よりも有意に高値を示した。NH4+濃度の中央値は2)JSで1.8mg/L,森林開発地下流(4)SKL)で2.0mg/Lであった。このことから,4)SKL付近において2)JSと同等のNH4+濃度が流出していることが示唆された。さらに,2)JSおよび4)SKLが流入するイモチ病発生水田水(11)TAN)における無機態窒素濃度の中央値は2.5mg/Lであった。この値は農業用水基準値を無機態窒素濃度の値のみで2倍以上超過しており,2)JSおよび4)SKLによる影響が示唆された。また,河川水中微量元素濃度は2)JSで2元素,4)SKLで5元素が他地点よりも有意に高値を示した。なかでもMnは特に高値を示し,4)SKLの中央値はニジマスの胚におけるNOECを4.12倍超過していたことから,4)SKL付近の生物相への影響が懸念された。窒素の汚染源推定は藻類中δ15N値を用いた。その結果,上流2地点(6)KU,1)ZU)と最下流部(9)HL)の窒素は自然由来で,2)JSに最も近い下流部(3)ZL)は家畜糞尿由来の可能性を示し,畜産排水による生態系への影響が懸念された。(著者抄録)
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河川汚濁 
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