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J-GLOBAL ID:201802292184459246   整理番号:18A1667201

三次元津波,海洋,粒子追跡シミュレーション組合せに基づく巨大津波により再懸濁された堆積物と重金属の輸送

Transportation of Sediment and Heavy Metals Resuspended by a Giant Tsunami Based on Coupled Three-Dimensional Tsunami, Ocean, and Particle-Tracking Simulations
著者 (3件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 161-174(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0066A  ISSN: 1348-2165  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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巨大津波は海洋堆積物を撹乱し,沿岸域において泥質水をもたらす。海洋堆積物は津波や沿岸海洋における潮汐,風強制,および密度流によって再懸濁され,運ばれる。都市域周辺の沿岸海洋の海洋堆積物は重金属と有害藻類の嚢胞を含む。海洋堆積物の再懸濁は,有害な赤潮と重金属汚染など複数の形態の海洋汚濁を誘発する可能性がある。本研究は,約70%の確率で30年以内に発生すると予測されている南海トラフに沿った津波地震シナリオに基づいて,試験海洋の大阪湾における吸着亜鉛を含む再懸濁堆積物の輸送によって引き起こされる重金属汚染を評価した。津波と三次元海洋シミュレーションを行い,津波誘起の堆積物再懸濁に基づく粒子追跡シミュレーションを用い,堆積物輸送を計算した。シミュレーション結果は,粒子が沿岸域で局所的に形成される堆積物再懸濁域の海底から垂直に上昇し,その後,河口循環により南向き沖合に輸送されることを示唆した。潮汐と風の流れによって輸送された堆積物は,徐々に南の沖合域に移動する。湾内の亜鉛を運ぶ残りの堆積物は,再懸濁後20日にわたってその初期容積の半分以下に減少する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋の構造・力学・循環  ,  海洋汚濁  ,  重金属とその化合物一般 
引用文献 (32件):
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