特許
J-GLOBAL ID:201803000648824780

放射性セシウム揮発促進方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中前 富士男 ,  来田 義弘 ,  清井 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-083542
公開番号(公開出願番号):特開2018-179896
出願日: 2017年04月20日
公開日(公表日): 2018年11月15日
要約:
【課題】被処理物の放射性セシウム濃度にかかわらず被処理物の減容化処理を安定的に行うため、被処理物に付着している放射性セシウムの揮発を促進する方法を提供する。【解決手段】シャフト炉式ガス化溶融炉11に装入した放射性物質汚染廃棄物に塩化カルシウムを添加して該廃棄物に付着した放射性セシウムの揮発を促進する方法であって、シャフト炉式ガス化溶融炉11に装入した放射性物質汚染廃棄物に添加する塩素量と、該廃棄物をシャフト炉式ガス化溶融炉11で溶融処理した際に発生する飛灰に付着した放射性セシウムが水中へ溶出する放射性セシウム溶出率との関係を求める工程と、飛灰洗浄処理における放射性セシウム溶出率を設定して、シャフト炉式ガス化溶融炉11に装入した放射性物質汚染廃棄物に添加する塩素量を前記関係から算出する工程と、算出した塩素量から塩化カルシウムの添加量を算出する工程とを備えている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シャフト炉式ガス化溶融炉に装入した放射性物質汚染廃棄物に塩化カルシウムを添加して該廃棄物に付着した放射性セシウムの揮発を促進する方法であって、 前記シャフト炉式ガス化溶融炉に装入した放射性物質汚染廃棄物に添加する塩素量と、該廃棄物を前記シャフト炉式ガス化溶融炉で溶融処理した際に発生する飛灰に付着した放射性セシウムが水中へ溶出する放射性セシウム溶出率との関係を求める工程と、 飛灰洗浄処理における放射性セシウム溶出率を設定して、前記シャフト炉式ガス化溶融炉に装入した放射性物質汚染廃棄物に添加する塩素量を前記関係から算出する工程と、 算出した前記塩素量から塩化カルシウムの添加量を算出する工程とを備えることを特徴とする放射性セシウム揮発促進方法。
IPC (4件):
G21F 9/30 ,  F23G 7/00 ,  F23G 5/24 ,  G21F 9/32
FI (4件):
G21F9/30 551A ,  F23G7/00 J ,  F23G5/24 B ,  G21F9/32 A
Fターム (4件):
3K161DA75 ,  3K161EA37 ,  3K161JA03 ,  3K161JA15
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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