特許
J-GLOBAL ID:201803002308057036

鶏胸肉由来のプラズマローゲン組成物とこれを含有して成る健常被験者の言語と状況に関連した物忘れがないようにするための食品組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-108090
公開番号(公開出願番号):特開2018-130130
出願日: 2018年06月05日
公開日(公表日): 2018年08月23日
要約:
【課題】鶏胸肉由来のプラズマローゲン組成物とそれを含有して成る認知機能改善用の食品組成物を提供する。【解決手段】 本発明は、鶏胸肉から抽出分別され、副生する蛋白質画分及び水溶性低分子量画分が除去されている総脂質の精製物から成る、鶏胸肉特異的な構成比を有する食用複合脂質と、当該食用複合脂質を、ホスホリパーゼA1(PLA1)で酵素処理して、リゾ体を含むグリセロリン脂質類を除去し且つスフィンゴミエリンを抽出分別除去することにより得られる精製プラズマローゲン(PLs)とを、混合して成る、食用PLs組成物と、その質量の100〜200質量倍のδ-トコフェロールを基材として含む、認知機能改善用の、即ち、具体的には、健常被験者の言語と状況に関連した物忘れがないようにするための、食品組成物に係るものである。【選択図】図4
請求項(抜粋):
鶏の皮剥ぎ胸肉をエタノール抽出法で処理して、少なくともジアシルグリセロリン脂質及びスフィンゴミエリンを含有し、且つ、乾燥質量換算で10質量%以上のエタノールアミン型プラズマローゲン(〔PL-PE〕と記載する。)及びコリン型プラズマローゲン(〔PL-PC〕と記載する。)を含有する総脂質(以下、「食用複合脂質」と言う。)を調製し、 前記食用複合脂質をホスホリパーゼA1(PLA1)で酵素処理してジアシルグリセロリン脂質を遊離脂肪酸とリゾリン脂質に分解し、これらを除去して、コリン型〔PL-PC〕>エタノールアミン型〔PL-PE〕である、前記鶏の皮剝ぎ胸肉由来プラズマローゲン組成物であって、エタノールアミン型及びコリン型プラズマローゲン含有量が乾燥質量換算で20質量%から50質量%の食用プラズマローゲン(以下、「PLs」と言う。)を調製し、 前記PLsと食用複合脂質とを適宜に混合して、前記PLs及び食用複合脂質の双方を含む食用プラズマローゲン組成物(以下、「食用PLs組成物」と言う。)を調合し、 前記食用PLs組成物を、その質量の100〜200質量倍のδ-トコフェロール中に均一に混合したソフトカプセル用又は食材用原液(以下、「食用PLs組成物-δ-トコフェロール原液」と言う。)を調合し、 前記により作製した食用PLs組成物-δ-トコフェロール原液を構成する、前記食用複合脂質及びPLsと、δ-トコフェロールを基剤として含む、健常被験者の言語と状況に関連した物忘れがないようにするための食品組成物。
IPC (1件):
A23L 33/115
FI (1件):
A23L33/115
Fターム (9件):
4B018LE02 ,  4B018MD16 ,  4B018MD69 ,  4B018ME02 ,  4B018ME14 ,  4B018MF01 ,  4B018MF02 ,  4B018MF10 ,  4B018MF12
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)
  • 日畜会報 (2014) Vol.85, No.2, pp.153-161
  • 日畜会報 (2014) Vol.85, No.2, pp.153-161
  • 日畜会報 (2014) Vol.85, No.2, pp.153-161

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