特許
J-GLOBAL ID:201803002356264396

質量分析データ解析装置及び質量分析データ解析用プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人京都国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-101557
公開番号(公開出願番号):特開2018-197662
出願日: 2017年05月23日
公開日(公表日): 2018年12月13日
要約:
【課題】各グループに属するサンプルの数が少ない場合でも、グループ間の差異を特徴付けるマーカーピークを的確に選定する。【解決手段】複数のグループに属する複数のサンプルのマススペクトルから検出したピークを元にピークマトリクスを作成する(S1〜S3)。ピークマトリクスの各行は、一つの質量電荷比値における多数のサンプルについてのピークの強度分布を表す。或る質量電荷比値においてグループ間で差異がなければ該質量電荷比値におけるピーク強度分布は対数正規分布(又は正規分布)となる筈である。そこで、質量電荷比値毎に、ピーク強度分布が対数正規分布に従うとの仮説検定を実行し(S5)、有意な差異があった質量電荷比値をマーカーピークの候補として選定する(S6)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
それぞれが複数のグループのいずれかに属する複数のサンプルについて質量分析を行うことで得られたマススペクトルデータに基づいて、前記複数のグループの間で発現に差異があるマーカーピークを見つけるための質量分析データ解析装置であって、 a)与えられた複数のサンプルに対するマススペクトルデータに基づいて、いずれかのマススペクトルでピークが観測される質量電荷比値毎に、該複数のサンプルに対するマススペクトル上のピーク強度値をまとめるピーク情報収集部と、 b)前記ピーク情報収集部で求められた、一つの質量電荷比値に対する複数のピーク強度値に基づくピーク強度分布又はそれを補正したピーク強度分布が、所定のパラメータを用いた確率分布に従うか否かを質量電荷比値毎に判定し、該確率分布に従わないと判定されたピーク強度分布を与える質量電荷比値を、前記複数のグループの間で有意な差異があるとみなせるマーカーピークの候補として決定する有意差判定部と、 を備えることを特徴とする質量分析データ解析装置。
IPC (2件):
G01N 27/62 ,  C12M 1/34
FI (2件):
G01N27/62 D ,  C12M1/34 B
Fターム (8件):
2G041CA01 ,  2G041DA04 ,  2G041FA10 ,  2G041GA06 ,  2G041LA20 ,  4B029AA07 ,  4B029BB01 ,  4B029FA03
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Mass++ Beginners' Guide, 2014
審査官引用 (1件)
  • Mass++ Beginners' Guide, 2014

前のページに戻る