特許
J-GLOBAL ID:201803002616274560

農産物の不用部除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人梶・須原特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-058731
公開番号(公開出願番号):特開2018-161059
出願日: 2017年03月24日
公開日(公表日): 2018年10月18日
要約:
【課題】農産物の不用部の除去処理において、大きさ又は形状が異なる複数個の農産物を同時に処理しやすい。【解決手段】2個の隣り合うローラー21からなるローラー対21Pによって3個の窪みSが形成される。各窪みSに各ジャガイモPが載置される。カメラ45の撮像結果に基づいて芋群P1及びP2のそれぞれにおけるジャガイモPの芽の部分の3次元位置が検出される。この検出結果に基づき、ロボットアーム50がドリルユニットをジャガイモPの芽の部分に接触させることで芽を取り除く。最初の芽取り処理の後、ローラー21を回転させることで芋群P1及びP2のそれぞれのジャガイモPを回転させる。その後、再びドリルユニットによってジャガイモPの芽を取り除く。【選択図】図2
請求項(抜粋):
形状及び大きさの少なくともいずれかが互いに異なる複数個の農産物のそれぞれの表面における複数個所に存在する不用部を除去する農産物の不用部除去装置であって、 互いの回転軸が平行になり且つ前記回転軸に沿って並ぶ複数個の窪みを共に形成するように並んだ2個のローラーからなるローラー対が設けられ、前記複数個の窪みのそれぞれにおいて前記複数個の農産物のそれぞれを支持する農産物支持手段と、 前記ローラー対が支持する前記農産物の表面まで移動可能であり、前記農産物の表面に接触して前記不用部を除去する接触除去手段と、 前記複数個の農産物を同時に回転させるように前記2個のローラーの少なくともいずれかを回転させるローラー回転手段と、 前記不用部のそれぞれの位置を検出する位置検出手段と、 前記接触除去手段及び前記ローラー回転手段を制御する制御手段とを備えており、 前記制御手段が、 前記接触除去手段に前記位置検出手段が検出した位置へと移動させると共に前記ローラー対が支持する農産物の表面から前記不用部を除去させる第1除去処理を実行した後に、 前記ローラー回転手段に前記2個のローラーの少なくともいずれかを回転させることで前記ローラー対が支持する前記複数個の農産物の姿勢を同時に変更する姿勢変更処理と、 前記接触除去手段に、前記姿勢変更処理によって姿勢が変更された前記農産物の表面における除去前の前記不用部に関して前記位置検出手段が検出した位置へと移動させつつ前記不用部を除去させる第2除去処理とをそれぞれ1回、又は、複数回繰り返して実行することを特徴とする農産物の不用部除去装置。
IPC (1件):
A23N 15/02
FI (1件):
A23N15/02 Z
Fターム (6件):
4B061AA02 ,  4B061AB06 ,  4B061BA08 ,  4B061BB07 ,  4B061CB01 ,  4B061CB13
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • じゃがいもの芽取り装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-153477   出願人:株式会社長岡精機製作所
  • 特開平1-171468
  • 特開昭59-227282

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