特許
J-GLOBAL ID:201803004076690449

アルデヒドに基づく固定溶液における長時間浸漬を用いる、組織試料固定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小野 新次郎 ,  山本 修 ,  宮前 徹 ,  中西 基晴 ,  鶴喰 寿孝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-557485
公開番号(公開出願番号):特表2018-508792
出願日: 2016年01月25日
公開日(公表日): 2018年03月29日
要約:
2日間より長い期間に渡る、少なくとも1回のアルデヒドに基づく冷たい固定溶液中での浸漬、その後、アルデヒドに基づく温かい固定溶液中での浸漬を含む、長期間の組織固定法を提供する。本明細書に開示するプロセスを用いて、標準的な室温固定プロトコルに比較して、改善された組織形態およびIHC染色、ならびに翻訳後修飾シグナル、例えばバイオマーカーの優れた保存が達成される。さらに、これらの方法を用いて、最長少なくとも14日間、固定溶液中で組織を放置することも可能であり、該方法は他のプロトコルに比較して改善された固定を提供し、許容しうる染色結果を達成しながら、運搬、輸送、および週末または休暇中に固定が行われることを可能にする。
請求項(抜粋):
(a)第一の期間、第一の温度範囲で、アルデヒドに基づく固定溶液と、組織試料を接触させておき、ここで該第一の温度範囲は、該アルデヒドに基づく固定溶液の凍結点より上から10°C未満までであり、そして該第一の期間は少なくとも72時間である;そして (b)該第一の期間の後、約20°Cから55°C未満の第二の温度範囲で、該アルデヒドに基づく固定溶液が該組織試料の固定の誘導を可能にするために十分な第二の期間、該アルデヒドに基づく固定溶液と、該組織試料を接触させておく を含む、組織固定法。
IPC (3件):
G01N 1/28 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/53
FI (4件):
G01N1/28 J ,  G01N33/48 P ,  G01N33/53 D ,  G01N33/53 M
Fターム (17件):
2G045AA24 ,  2G045AA26 ,  2G045BA13 ,  2G045BB23 ,  2G045CB01 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045DA36 ,  2G045FB02 ,  2G045FB03 ,  2G052AA33 ,  2G052AB18 ,  2G052AB20 ,  4B065AA90X ,  4B065BD50 ,  4B065CA60
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (7件)
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