特許
J-GLOBAL ID:201803004338546409

細胞学的解析システムにおいて細胞適正を判定するためのシステム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 岡部 讓 ,  齋藤 正巳 ,  臼井 伸一 ,  本田 亜希
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-568394
公開番号(公開出願番号):特表2018-527896
出願日: 2016年06月27日
公開日(公表日): 2018年09月27日
要約:
標本による3D細胞分類のための細胞学的解析試験。方法は、細胞を標本から単離し保存することと、富化済み細胞を光媒体に埋め込む前に細胞を富化させることとを含む。埋め込んだ細胞は、キャピラリーチューブ内に注入され、チューブ内で、疑似投影図観察サブシステムの視野内に細胞が現れるまで圧力が印加されて、疑似投影画像を取得する。キャピラリーチューブは、チューブ軸を中心に回転して、埋め込んだ細胞それぞれについて疑似投影画像のセットを提供し、疑似投影画像のセットは、再構成されて、3D細胞再構成図のセットを生成する。参照細胞が分類され、列挙され、第2の細胞分類器が、ターゲット細胞を検出する。適正分類器は、列挙される参照細胞の閾値に対して参照細胞の数を比較して、標本適正を判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
以下を含む、標本からの3D細胞分類のための細胞学的解析試験: 複数の細胞を前記標本から単離し保存する; 前記複数の細胞を富化し、複数の富化細胞を生産する; 前記複数の富化細胞を光媒体に埋め込む; 前記複数の埋め込んだ富化細胞をキャピラリーチューブ内に注入する; 疑似投影図観察サブシステムの視野内に少なくとも1の埋め込んだ細胞が現れるまで、前記複数の埋め込んだ富化細胞に圧力を印加する; 前記疑似投影図観察サブシステムを用いて、前記視野内の前記少なくとも1の埋め込んだ細胞の少なくとも1の疑似投影画像を取得する; 前記キャピラリーチューブをチューブ軸を中心に回転し、前記疑似投影図観察サブシステムを用いた、異なる視界におけるさらなる疑似投影画像を生成し、それぞれの画像化された埋め込まれた細胞のための疑似投影画像のセットを提供する; それぞれの画像化された埋め込まれた細胞を、前記疑似投影画像のセットからのデータを用いて再構成し、3D細胞再構成のセットを生産する; 生体標本分類器を操作して、前記3D細胞再構成のセットから、参照細胞を検出する; 前記標本の前記検出された参照細胞を列挙する; 受信者動作カーブ(ROC)より特徴付けられる、予め決められた一細胞の感度値および、予め決められた一細胞の特異値で、第二の細胞分類器を操作して、標的細胞を検出する;および 適性分類器を操作し、列挙された参照細胞の閾値に対して、参照細胞の数を比較し、標本適性を判定する。
IPC (3件):
C12Q 1/02 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/483
FI (3件):
C12Q1/02 ,  G01N33/48 M ,  G01N33/483 C
Fターム (11件):
2G045AA24 ,  2G045AA26 ,  2G045CB08 ,  2G045CB30 ,  2G045FA11 ,  2G045FA37 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ08 ,  4B063QR82 ,  4B063QX01
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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