特許
J-GLOBAL ID:201803005621332047

円すいころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-242058
公開番号(公開出願番号):特開2015-102134
特許番号:特許第6331355号
出願日: 2013年11月22日
公開日(公表日): 2015年06月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 内輪軌道面を有する内輪と、 前記内輪の外周側に同心に配置され前記内輪軌道面に対向している外輪軌道面を有する外輪と、 前記内輪軌道面及び前記外輪軌道面との間に転動自在に介在している複数の円すいころと、 前記内輪と前記外輪間の環状空間に配置され、前記複数の円すいころを保持している保持器と、を備え、 前記保持器は、小径環状部、前記小径環状部に対して所定間隔離して対向させた大径環状部、及び前記小径環状部と前記大径環状部との間に架設した複数の柱部を有し、隣り合う柱部と前記環状部とによって囲まれる空間を、前記円すいころを収容するポケットとして構成している円すいころ軸受において、 前記小径環状部は、前記内輪の軸方向一端側に設けられている小鍔部と前記外輪の軸方向一端部との間に配置され、前記小径環状部の内周面及び外周面がそれぞれ前記小鍔部及び前記外輪軌道面の軸方向一端部と摺接可能とされるとともに、前記小径環状部の内周面と、前記小鍔部の外周面との間に、潤滑油の通過を許容するが前記環状空間に流入する潤滑油の量を制限する環状隙間を形成し、 前記柱部の径方向内側面は、前記小径環状部の内周面端部から、前記内輪の軸方向他端側に設けられている大鍔部の基端部に向かって延びることで、前記環状隙間から前記環状空間に流入する潤滑油を前記大鍔部の基端部に導く案内面とされ、 前記柱部は、前記小径環状部側及び前記大径環状部側それぞれの径方向外側面に、前記外輪軌道面に摺接することで、前記外輪軌道面によって前記保持器を径方向に位置決めする一対の摺接面が所定間隔離して設けられ、 前記柱部の径方向外側面における前記一対の摺接面の相互間には、前記一対の摺接面に対して径方向内側に凹むことで互いに隣り合うポケット同士を連通し前記外輪軌道面近傍の前記潤滑油を互いに隣り合うポケット同士間で流動させるための凹部が設けられ、 前記凹部の底面と、前記外輪軌道面との間の隙間は、軸方向小径環状部側から大径環状部側に向かって漸次広がるように前記外輪軌道面に対して傾斜していることを特徴とする円すいころ軸受。
IPC (3件):
F16C 33/66 ( 200 6.01) ,  F16C 19/36 ( 200 6.01) ,  F16C 33/46 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16C 33/66 Z ,  F16C 19/36 ,  F16C 33/46
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 円すいころ軸受及び保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-230409   出願人:株式会社ジェイテクト
  • 円すいころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-082312   出願人:NTN株式会社
  • ころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-096278   出願人:日本精工株式会社
審査官引用 (3件)
  • 円すいころ軸受及び保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-230409   出願人:株式会社ジェイテクト
  • 円すいころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-082312   出願人:NTN株式会社
  • ころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-096278   出願人:日本精工株式会社

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