特許
J-GLOBAL ID:201803005971803131

エアバッグドア部を有する車両用内装品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-189048
公開番号(公開出願番号):特開2015-054615
特許番号:特許第6245905号
出願日: 2013年09月12日
公開日(公表日): 2015年03月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 樹脂製基材(3)と、該基材(3)の表面(3a)に一体に積層され該基材(3)よりも軟質な樹脂製表皮材(9)とを備えた二色成形品であり、 上記基材(3)の表面(3a)には、基材側破断予定部(17)が底部尖鋭に凹設されると共に、基材側突条部(19)が該基材側破断予定部(17)に沿うように先端尖鋭に突設され、 上記基材(3)には、上記基材側破断予定部(17)の両端を連結するヒンジ部(21,22)が形成され、 上記表皮材(9)の裏面(9a)には、上記基材側突条部(19)によって形成された表皮材側破断予定部(31)が上記基材側破断予定部(17)に沿うように底部尖鋭に凹設されると共に、表皮材側突条部(33)が上記基材側破断予定部(17)によって上記基材側突条部(19)に沿うように先端尖鋭に突設され、 エアバッグ装置の作動時に上記基材側破断予定部(17)及び表皮材側破断予定部(31)が破断することで、これら破断予定部(17,31)と上記ヒンジ部(21,22)とによって囲まれたエアバッグドア部(15,16)がヒンジ部(21,22)を支点として回動して開くエアバッグドア部を有する車両用内装品であって、 上記基材側破断予定部(17)は、上記ヒンジ部(21,22)と対向する辺部に形成され、上記エアバッグ装置の作動時に優先的に破断する基材側中央破断予定部(23)と、該基材側中央破断予定部(23)の両端で該基材側中央破断予定部(23)と交差して上記ヒンジ部(21,22)の端部に連結し、上記エアバッグ装置の作動時に上記基材側中央破断予定部(23)の破断に続いて破断する基材側サイド破断予定部(25)とによって構成され、 上記表皮材側破断予定部(31)は、上記基材側中央破断予定部(23)に沿って形成され、該基材側中央破断予定部(23)と共に破断する表皮材側中央破断予定部(35)と、該表皮材側中央破断予定部(35)の両端で該表皮材側中央破断予定部(35)と交差し、上記基材側サイド破断予定部(25)と共に破断する表皮材側サイド破断予定部(37)とによって構成され、 上記基材側サイド破断予定部(25)は、上記表皮材側サイド破断予定部(37)よりも上記エアバッグドア部(15,16)の外側に形成され、 上記基材側サイド破断予定部(25)には、表皮材側サイド突条部(41)が一体に形成されて該基材側サイド破断予定部(25)の深さ分だけ他の箇所よりも厚肉に形成され、 上記基材側中央破断予定部(23)に対向するヒンジ部(21,22)は、該基材側中央破断予定部(23)を挟んで両側に設けられ、 上記基材側破断予定部(17)及び表皮材側破断予定部(31)は、H形状に形成され、 上記基材側中央破断予定部(23)の両側に上記エアバッグドア部(15,16)がそれぞれ形成され、 上記基材側突条部(19)は、上記基材側中央破断予定部(23)に沿う基材側中央突条部(27)と、上記基材側サイド破断予定部(25)に沿う基材側サイド突条部(29,43,44)とによって構成され、 上記基材側中央突条部(27)の両端は、上記基材側サイド突条部(43)に繋がる一方、 上記基材側中央破断予定部(23)の両端と上記基材側サイド破断予定部(25)とは、上記基材側サイド突条部(44)によって分断されていることを特徴とするエアバッグドア部を有する車両用内装品。
IPC (1件):
B60R 21/2165 ( 201 1.01)
FI (1件):
B60R 21/216
引用特許:
審査官引用 (2件)

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