特許
J-GLOBAL ID:201803006449365708

光学活性2級アルコールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛和 清司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-156016
公開番号(公開出願番号):特開2015-024975
特許番号:特許第6291179号
出願日: 2013年07月26日
公開日(公表日): 2015年02月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 光学活性2級アルコールの製造方法であって、下記一般式(1) RuXYAB (1) [一般式(1)中、XおよびYは互いに同一または異なり、水素原子またはアニオン性基を示し、Aは下記一般式(2) (一般式(2)中、 R1およびR2は、互いに同一または異なり、置換基を有してもよい炭素数1〜20の鎖状または環状炭化水素基を示し、 R3およびR4は互いに同一または異なり、水素原子、または炭素数1〜3の炭化水素基を示し、 R5、R6、R7およびR8は、互いに同一または異なり、置換基を有してもよい炭化水素基を表し、 *は不斉炭素原子を表す。)で表される光学活性ジホスフィンを示し、Bは、下記一般式(3)または一般式(4) (一般式(3)中、 R9、R10、R11およびR12は互いに同一または異なり、水素原子または置換基を有してもよい炭素数1〜20の鎖状もしくは環状炭化水素基を示し、 R10とR11は、互いに連結して置換基を有していてもよい飽和または不飽和の炭化水素環または複素環を形成してもよく、 R12は、少なくともその一部がアニオン性基Xとしてルテニウムに結合してもよく、 nは、0または1の整数を示し、 一般式(4)中、 R13、R14、R15、R16、R17およびR18は、それぞれの出現毎に互いに同一または異なり、水素原子または置換基を有してもよい炭素数1〜20の鎖状もしくは環状炭化水素基を示し、ただし、R13、R14およびR15のうち少なくとも1つは、水素原子であり、 R13とR14は、互いに連結して窒素原子を含む環を形成してもよく、 R16とR17および/または隣接する2つのR18は、互いに連結して、置換基を有してもよい飽和または不飽和の炭化水素環または複素環を形成してもよく、 各R18は、独立して、少なくともその一部がアニオン性基Xとしてルテニウムに結合してもよく、 mは1〜3の整数を示し、 kは0〜10の整数を示す。) で表されるアミン化合物を示す。] で表される化合物から選択される1種または2種以上のルテニウム錯体の存在下において、下記一般式(5)〜(7) [一般式(5)〜(7)中 D1〜D3は、炭素原子または窒素原子を示し、ここでD1〜D3のいずれか一つは窒素原子であり、 R19およびR20は、同一または異なり、ハロゲン基を有してもよい炭素数1〜9の直鎖もしくは分岐アルキル基、炭素数1〜5のアルキルエステル基、炭素数1〜5のモノまたはジアルキルアミド基、炭素数1〜5のモノまたはジアルキルアミノ基、アルコキシ基、ハロゲン基またはニトロ基を示し、 R21は、炭素数1〜5のアルキルエステル基で水素原子が置換されてもよい炭素数1〜3の分岐もしくは直鎖状アルキル基を示し、 R22〜R24は、同一または異なり、水素原子、またはハロゲン基を有してもよい炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐アルキル基、炭素数1〜5のアルキルエステル基、炭素数1〜5のモノまたはジアルキルアミド基、炭素数1〜5のモノまたはジアルキルアミノ基、アルコキシ基、置換基を有してもよい環状炭化水素基、置換基を有してもよいヘテロ環基、ハロゲン基またはニトロ基を示し、ただし、D1〜D3が、窒素原子である場合には、当該窒素原子上にある対応するR22、R23およびR24からなる群から選択される基は存在せず、 Eは酸素または硫黄原子を示す] で表される化合物から選択されるケトンを、水素加圧下で水素と反応させる、前記方法。
IPC (7件):
C07C 29/145 ( 200 6.01) ,  C07C 33/20 ( 200 6.01) ,  B01J 31/24 ( 200 6.01) ,  C07B 53/00 ( 200 6.01) ,  C07F 15/00 ( 200 6.01) ,  C07F 19/00 ( 200 6.01) ,  C07B 61/00 ( 200 6.01)
FI (7件):
C07C 29/145 ,  C07C 33/20 ,  B01J 31/24 Z ,  C07B 53/00 B ,  C07F 15/00 A ,  C07F 19/00 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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