特許
J-GLOBAL ID:201803006775595020

使用済原子燃料プールの緊急冷却安全系用低温システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市位 嘉宏
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-515981
公開番号(公開出願番号):特表2018-534555
出願日: 2016年08月05日
公開日(公表日): 2018年11月22日
要約:
膨張する低温流体を使用済燃料プールに冠水状態の蒸発器/熱交換器中に流すことにより、外部電源を必要とせずに、使用済燃料プールおよびその隣接領域の冷却に使用されるさまざまな構成機器を駆動し、使用済原子燃料プールに補給水を供給するように構成された使用済原子燃料プール緊急冷却システム。低温流体が接続された蒸発器/熱交換器を除く、プールおよびその周囲領域の冷却および補給水の供給に使用するその他の構成機器は、比較的小型で運搬が容易なスキッドに収納できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
使用済原子燃料プール緊急冷却システム(10)であって、 概して平面状に延びる内部流路を有し、使用済燃料プール(22)の壁(24)に実質的に垂直に取り付けられた蒸発器/熱交換器(12)、 当該蒸発器/熱交換器(12)の第1の側部を当該使用済燃料プール(22)の当該壁(24)に接続する蝶番付き支持手段(20)であって、当該蒸発器/熱交換器を当該壁から離れる方向へ旋回させて、当該使用済燃料プールの冷却材中へ移動させることにより、当該第1の側部とは反対側の当該蒸発器/熱交換器の第2の側部を当該使用済燃料プールの当該壁から側方に離隔させるように構成された蝶番付き支持手段、 当該壁(24)と当該蒸発器/熱交換器(12)の当該第2の側部とを接続することにより、当該熱交換器を実質的に垂直な位置に保つ可融性リンクアクチュエータ(18)であって、当該可融性リンクアクチュエータは当該使用済燃料プール(22)の環境要素が所定のレベルへ所定の変化をするのに応答して、当該蒸発器/熱交換器の当該第2の側部が当該使用済燃料プールの当該壁から側方に離隔する位置へ当該蒸発器/熱交換器を移動させることを特徴とする可融性リンクアクチュエータ、 当該内部流路に流体接続された低温流体の供給手段、 当該低温流体を貯蔵するための低温貯蔵容器(28)、および 当該蒸発器/熱交換器(12)が当該第2の側部が実質的に当該使用済燃料プール(22)の当該壁(24)から所定の程度側方に離隔する当該位置に到達するまで、当該低温流体が当該低温貯蔵容器(28)から当該内部流路へ流入しないようにする、受動的に作動する弁(52) から成る使用済原子燃料プール緊急冷却システム。
IPC (3件):
G21C 19/07 ,  G21C 15/18 ,  G21D 1/00
FI (5件):
G21C19/06 L ,  G21C15/18 L ,  G21C15/18 F ,  G21C15/18 T ,  G21D1/00 Q
引用特許:
審査官引用 (4件)
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