特許
J-GLOBAL ID:201803008658071226

治療剤の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 神崎 真一郎 ,  神崎 真
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-151555
公開番号(公開出願番号):特開2018-020964
出願日: 2016年08月01日
公開日(公表日): 2018年02月08日
要約:
【解決手段】手術室8で患者から骨髄液10を約40mL採取して採取チューブ11に収容し、それを無菌状態のアイソレータ2内に搬入する。その後、アイソレータ2内で採取チューブ11内の骨髄液10を検査用のチューブ13と培養用のチューブ14等に分注する。 チューブ14内の骨髄液10に赤血球沈降剤を加えて、赤血球を沈殿させた後に上清を回収する。その後、回収された上清から肝再生用骨髄細胞含有画分を濃縮した濃縮液を作成し、該濃縮液をフラスコ5(培養用容器)に分注する。次に、フラスコ5をインキュベータ4内に搬入して、細胞の培養を開始する。 また、アイソレータ1から検査用のチューブ13、16を外に取り出して、該チューブ13、16内の骨髄液10、濃縮液に対して安全性等の検査を行う。【効果】患者から採取した骨髄液10の安全性を培養開始直後に検査することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
人体から採取した細胞に、無菌状態に維持されたアイソレータ内で所要の処理を行ってから細胞を培養するようにした治療剤の調製方法であって、 人体から採取した細胞を収容した採取容器をアイソレータ内に搬入する工程と、無菌状態のアイソレータ内で上記採取容器内の細胞を検査用容器と培養用容器に分注する工程と、細胞を収容した培養用容器をインキュベータ内へ搬入して細胞の培養を開始する工程と、上記検査用容器内の細胞に所要の検査を行う工程とを備えることを特徴とする治療剤の調製方法。
IPC (5件):
A61K 35/12 ,  A61K 35/28 ,  A61P 1/16 ,  A61P 13/12 ,  A61P 9/10
FI (5件):
A61K35/12 ,  A61K35/28 ,  A61P1/16 ,  A61P13/12 ,  A61P9/10
Fターム (12件):
4B065AA93X ,  4B065AC20 ,  4B065BD14 ,  4B065BD15 ,  4B065CA44 ,  4C087AA03 ,  4C087BB33 ,  4C087BB44 ,  4C087CA04 ,  4C087ZA36 ,  4C087ZA75 ,  4C087ZA81
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)
  • 山口大学ら, 培養自己骨髄細胞による低侵襲な肝臓再生療法が臨床研究開始へ, プレス発表(共同発表), 2014
  • 山口大学ら, 培養自己骨髄細胞による低侵襲な肝臓再生療法が臨床研究開始へ, プレス発表(共同発表), 2014
  • 山口大学ら, 培養自己骨髄細胞による低侵襲な肝臓再生療法が臨床研究開始へ, プレス発表(共同発表), 2014

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