特許
J-GLOBAL ID:201803008916977286

複数貯水池氾濫解析装置、複数貯水池氾濫解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 豊栖 康司 ,  豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-080078
公開番号(公開出願番号):特開2018-178544
出願日: 2017年04月13日
公開日(公表日): 2018年11月15日
要約:
【課題】複数の貯水池の連鎖決壊によって生じる氾濫解析を可能とする。【解決手段】上池流出量演算部31で演算された流出量の内、地形情報入力部12で取得された地形データに基づいて、下池に流入される水量を演算するための下池流入量演算部32と、下池流入量演算部32で演算された下池流入量から、池情報入力部11から入力された下池情報に基づき、該下池の貯水量を演算する下池貯水量演算部34と、該下池から下流に流出する下池流出量を演算する下池流出量演算部36とを備えており、下池流出量演算部36は、下池流出量を演算するアルゴリズムとして、下池決壊前の演算アルゴリズムと下池決壊後の演算アルゴリズムを有しており、下池貯水量演算部34内の下池水位演算部35で演算された水位が、池情報入力部11で取得した放流部深さに至ったとき下池決壊後の演算アルゴリズムに変更して下池流出量を演算する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
上流側に位置する上池と、上池よりも下流側に位置する下池を含む複数の貯水池が連鎖的に決壊する氾濫解析を行うための複数貯水池氾濫解析装置であって、 上池の情報、及び下池の情報を取得するための池情報入力部と、 氾濫解析の対象となる地域の地形データを取得するための地形情報入力部と、 前記池情報入力部から入力された上池情報に基づき、該上池から流出される水の流出量を演算する上池流出量演算部と、 前記上池流出量演算部で演算された流出量の内、前記地形情報入力部で取得された地形データに基づいて、下池に流入される水量を演算するための下池流入量演算部と、 前記下池流入量演算部で演算された下池流入量から、前記池情報入力部から入力された下池情報に基づき、該下池の貯水量を演算する下池貯水量演算部と、 該下池から下流に流出する下池流出量を演算する下池流出量演算部と、 を備えており、 前記下池流出量演算部は、下池流出量を演算するアルゴリズムとして、下池決壊前の演算アルゴリズムと下池決壊後の演算アルゴリズムを有しており、前記下池貯水量演算部で演算された下池の貯水量が、予め与えられたアルゴリズム切り替え条件に至ったとき、下池決壊後の演算アルゴリズムに変更して下池流出量を演算してなる複数貯水池氾濫解析装置。
IPC (2件):
E03F 1/00 ,  G08B 31/00
FI (2件):
E03F1/00 Z ,  G08B31/00 B
Fターム (6件):
2D063AA01 ,  5C087AA02 ,  5C087AA03 ,  5C087AA24 ,  5C087DD02 ,  5C087EE14
引用特許:
審査官引用 (3件)

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