特許
J-GLOBAL ID:201803009460038106

プレキャストコンクリートブロックの接合部構造及びプレキャストコンクリートブロックの接合構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  佐伯 義文 ,  川渕 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-012215
公開番号(公開出願番号):特開2018-119333
出願日: 2017年01月26日
公開日(公表日): 2018年08月02日
要約:
【課題】従来より効率的に橋梁の床版などのプレキャストコンクリートブロックの接合構造体を構築することを可能にするとともにその厚さの設定自由度を高めることを可能にするプレキャストコンクリートブロックの接合部構造及びこれを備えたプレキャストコンクリートブロックの接合構造体を提供する。【解決手段】一方のプレキャストコンクリートブロック2の接合端面から嵌合凸部13を突出させた状態で一方のプレキャストコンクリートブロック2に一体に埋設される雄継手10と、他方のプレキャストコンクリートブロック2の接合端面に嵌合凹部17の開口部を開口させた状態で他方のプレキャストコンクリートブロック2に一体に埋設される雌継手11とを備え、プレキャストコンクリートブロック2の互いの雄継手10の嵌合凸部13と雌継手11の嵌合凹部17とが嵌合接続され、隣り合うプレキャストコンクリートブロック2同士が接合されるように構成する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
隣り合う一方のプレキャストコンクリートブロックの接合端面から嵌合凸部を突出させた状態で一方のプレキャストコンクリートブロックに一体に埋設される雄継手と、 隣り合う他方のプレキャストコンクリートブロックの接合端面に嵌合凹部の開口部を開口させた状態で他方のプレキャストコンクリートブロックに一体に埋設される雌継手とを備え、 且つ、前記雄継手が、棒状の雄側軸部と、前記雄側軸部の先端から軸線方向外側に突出する棒状の前記嵌合凸部と、前記雄側軸部の後端側に螺着されるナットと、前記雄側軸部の外周を被覆するように取り付けられる筒状体とを備え、 前記雌継手が、後部側に小径部、前部側に大径部を設けて形成された筒状の前記嵌合凹部と、棒状の雌側軸部、前記雌側軸部の先端側に設けられ、前記嵌合凹部の小径部の内面に施された雌ネジに螺合させる雄ネジ部、前記雌側軸部の後端側に設けられた定着部からなる定着ボルトと、前記嵌合凹部の大径部の内部に挿入配置される筒状の介装材と、軸線方向先端側から後端側に向かうに従い漸次その外径が大となるように形成され、先端側を前記介装材の後端側の内孔に嵌合させつつ前記嵌合凹部の大径部の内部に挿入配置されくさび材と、前記嵌合凹部の内部に配設されるとともに、前記嵌合凹部の大径部、小径部を繋ぐ段部と前記くさび材の後端との間に配設される環状のバネ部材とを備え、 隣り合うプレキャストコンクリートブロックの互いの前記雄継手の嵌合凸部と前記雌継手の嵌合凹部とが嵌合接続され、隣り合うプレキャストコンクリートブロック同士が接合されるように構成されていることを特徴とするプレキャストコンクリートブロックの接合部構造。
IPC (2件):
E01D 21/00 ,  E01D 19/12
FI (2件):
E01D21/00 B ,  E01D19/12
Fターム (2件):
2D059AA14 ,  2D059GG55
引用特許:
出願人引用 (3件)

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