特許
J-GLOBAL ID:201803010780186640

位相差フィルム、偏光板および液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田国際特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-551938
特許番号:特許第6277960号
出願日: 2013年11月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 膜厚が15μm以上40μm未満であり、幅手方向および長尺方向の膜厚バラツキがいずれも0〜4μmであり、下記式(1)で表されるRt湿度変動が1%〜12%を満たす、セルロースエステルを主成分とする位相差フィルムであって、 少なくとも1種のレターデーション上昇剤を含有し、前記レターデーション上昇剤は、下記一般式(1)で表される化合物を含む、位相差フィルム: 式(1) Rt湿度変動=(23°C相対湿度20%環境下および23°C相対湿度80%環境下にフィルムをそれぞれ5時間静置した後に波長590nmで測定した下式(ii)で表される厚さ方向のレターデーションRt(590)値の差ΔRt値)/(23°C相対湿度55%環境下にフィルムを5時間静置した後に測定したRt(590)値)×100 式(ii) Rt(590)={(nx+ny)/2-nz}×d (ここで、nxはフィルムの面内における遅相軸方向の屈折率、nyはフィルムの面内における遅相軸に直交する方向の屈折率、nzはフィルムの厚さ方向の屈折率、dはフィルムの厚み(nm)をそれぞれ表す。) 一般式(1)において、 X1は酸素原子または硫黄原子を表し、 Y1は酸素原子、硫黄原子、窒素原子またはNR41を表し、 Z1は酸素原子、窒素原子または硫黄原子を表し、 R11は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数6〜12のアリールオキシ基、アミノ基、炭素数1〜12のアルキルアミノ基、炭素数6〜12のアリールアミノ基または炭素数1〜12のアルキルチオ基を表し、 R21は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数6〜12のアリールオキシ基、炭素数1〜12のアシル基、炭素数2〜12のアルコキシカルボニル基、炭素数7〜12のアリールオキシカルボニル基、アミノ基、炭素数1〜12のアルキルアミノ基、炭素数1〜12のアルキルチオ基またはハロゲン原子を表し、 R31は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数6〜12のアリールオキシ基、炭素数1〜12のアシル基、炭素数1〜12のアシルオキシ基、炭素数2〜12のアルコキシカルボニル基、炭素数7〜12のアリールオキシカルボニル基、アミノ基、炭素数1〜12のアルキルアミノ基、炭素数1〜12のアルキルチオ基またはハロゲン原子を表し、 R41は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜12のアシル基、炭素数2〜12のアルコキシカルボニル基または炭素数7〜12のアリールオキシカルボニル基を表し、 k1は1〜5の整数を表し、 m1は0〜4の整数を表し、 n1は0〜4の整数を表し、 破線部は単結合(-)または2重結合(=)を表す。
IPC (4件):
G02B 5/30 ( 200 6.01) ,  C08J 5/18 ( 200 6.01) ,  C08L 1/10 ( 200 6.01) ,  G02F 1/1336 ( 200 6.01)
FI (4件):
G02B 5/30 ,  C08J 5/18 CEP ,  C08L 1/10 ,  G02F 1/133 3
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (5件)
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