特許
J-GLOBAL ID:201803012479607676
密封装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
協明国際特許業務法人
, 中井 宏行
, 奥村 公敏
, 沖本 周子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-194212
公開番号(公開出願番号):特開2018-054095
出願日: 2016年09月30日
公開日(公表日): 2018年04月05日
要約:
【課題】シール部材のシールリップのスリンガに対するシメシロやスリンガとの隙間の安定化、泥水等の内側部材やスリンガ間の隙間から軸受空間側への侵入防止機能を向上させ得る密封装置を提供する。【解決手段】密封装置1,1Aは、相対的に同軸回転する内側部材30及び外側部材40間の環状空間を密封する密封装置で、内側部材に嵌合固定されるスリンガ20,20と、外側部材に嵌合固定されるシール部材10,10Aとから構成される。シール部材は、シールリップ16,17,18を備え、スリンガは、嵌合円筒部21と円輪部23と連結部22,22Aとを備え、連結部は、円輪部が円輪状部に当接した状態では、内側部材の円弧状部との間に閉空間を形成するよう構成され、連結部には、円弧状部との間に密着状態で介在する弾性体からなる環状のシール部25,25Aが一体的に設けられており、シール部の体積は、閉空間の体積よりも小さいことを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
相対的に同軸回転する内側部材及び外側部材間の環状空間を密封する密封装置であって、
前記内側部材に嵌合固定されるスリンガと、前記外側部材に嵌合固定されるシール部材とから構成され、
前記内側部材は、円筒状部と、該円筒状部の一端部から外径側に拡径する円弧状部と、該円弧状部の外径側端部から外径側に延出された円輪状部と、を有し、
前記シール部材は、前記スリンガに近接乃至弾接する弾性体からなるシールリップを備えており、
前記スリンガは、前記円筒状部に嵌合固定される嵌合円筒部と、前記円輪状部に当接する円輪部と、前記嵌合円筒部及び前記円輪部を連結する連結部と、を備え、
前記連結部は、前記円輪部が前記円輪状部に当接した状態では、前記内側部材の円弧状部との間に閉空間を形成するよう構成され、
前記連結部には、前記円弧状部との間に密着状態で介在する弾性体からなる環状のシール部が一体的に設けられており、前記シール部の体積は、前記閉空間の体積よりも小さいことを特徴とする密封装置。
IPC (4件):
F16C 33/78
, F16C 33/80
, F16C 19/18
, F16J 15/323
FI (5件):
F16C33/78 Z
, F16C33/78 D
, F16C33/80
, F16C19/18
, F16J15/3232 201
Fターム (24件):
3J006AE12
, 3J006AE23
, 3J006AE34
, 3J006AE40
, 3J006AE46
, 3J006CA01
, 3J016AA02
, 3J016AA03
, 3J016BB03
, 3J016BB16
, 3J016BB17
, 3J016CA02
, 3J016CA03
, 3J701AA03
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701AA72
, 3J701BA73
, 3J701FA13
, 3J701FA31
, 3J701FA60
, 3J701GA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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車輪用軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-141994
出願人:NTN株式会社
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車輪用転がり軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2012-087072
出願人:株式会社ジェイテクト
-
環状シール部材
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-181923
出願人:内山工業株式会社
-
軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-173758
出願人:日本精工株式会社
-
軸受用シール部材
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-323272
出願人:内山工業株式会社
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