特許
J-GLOBAL ID:201803014774497613

制振装置および制振構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 堀 城之 ,  前島 幸彦 ,  長谷川 明 ,  村上 大勇 ,  小河 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-137308
公開番号(公開出願番号):特開2018-009309
出願日: 2016年07月12日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】有効なエネルギー吸収を可能にする制振装置および制振構造物を提供する。【解決手段】制振装置100は、塑性変形可能な鋼管11を具備するダンパー10(左上ダンパー10a、左下ダンパー10b、右下ダンパー10c、右上ダンパー10d)と、鋼管11よりも高い強度および剛性を具備する積層梁20とを有し、鋼管11の断面二次モーメントを鋼管の高さで除した管剛性に対する、積層梁20の断面二次モーメントをダンパー10同士の距離で除した梁剛性の比率である剛比(r)が10以上で、上梁2aに設置された上支持部材3aまたは下梁2bに設置された下支持部材3bに固定された支持部材側エンドプレート13との接合位置におけるモーメントに対する、積層梁20に固定された積層梁側エンドプレート12との接合位置におけるモーメントの比率であるモーメント比(m)が0.7以上である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
塑性変形可能な鋼管および前記鋼管の両端にそれぞれ接合され、前記鋼管よりも強度および剛性が高いエンドプレートを具備するダンパーと、 前記鋼管よりも高い強度および剛性を具備し、矩形状に配置された上梁、下梁、左柱および右柱によって形成された壁空間において前記上梁および前記下梁に対して平行に配置される積層梁とを有し、 前記ダンパーは、前記左柱寄りに配置され、前記エンドプレートが前記上梁に設置された上支持部材および前記積層梁にそれぞれ固定される左上ダンパーと、前記左柱寄りに配置され、前記エンドプレートが前記下梁に設置された下支持部材および前記積層梁にそれぞれ固定される左下ダンパーと、前記右柱寄りに配置され、前記エンドプレートが前記下梁に設置された下支持部材および前記積層梁にそれぞれ固定される右下ダンパーと、前記右柱寄りに配置され、前記エンドプレートが前記上梁に設置された上支持部材および前記積層梁にそれぞれ固定される右上ダンパーとによって形成され、 前記左上ダンパーの鋼管の軸心と前記左下ダンパーの鋼管の軸心とが一致し、前記右上ダンパーの鋼管の軸心と前記右下ダンパーの鋼管の軸心とが一致することを特徴とする制振装置。
IPC (3件):
E04H 9/02 ,  F16F 7/12 ,  F16F 15/02
FI (3件):
E04H9/02 321F ,  F16F7/12 ,  F16F15/02 Z
Fターム (16件):
2E139AA01 ,  2E139AA05 ,  2E139AC19 ,  2E139BA04 ,  2E139BA07 ,  2E139BD24 ,  3J048BC09 ,  3J048CB30 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38 ,  3J066AA26 ,  3J066BA03 ,  3J066BB04 ,  3J066BD07 ,  3J066BF02 ,  3J066BF09
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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