特許
J-GLOBAL ID:201803015590726675

脊椎安定化装置、ならびにその移植のための方法およびキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-049164
公開番号(公開出願番号):特開2018-153633
出願日: 2018年03月16日
公開日(公表日): 2018年10月04日
要約:
【課題】主要血管や骨組織の損傷と、ねじの緩みを防止した脊椎安定化装置を提供する。【解決手段】脊椎安定化装置は、上椎骨の椎体と下椎骨の椎体との間に挿入されるよう形作られる椎体間スペーサ3を備え、これは上椎骨の椎体の下終板の方に配向される上面11および下椎骨の椎体の上終板の方向に配向される底面を含み、さらに、前記上面において端に達する少なくとも1つのチャンネル状凹所123、前記下面において端に達する少なくとも1つのチャンネル状凹所123を有する。これらの凹所の領域では、アンダーカットを含む構造であって、前記構造の中へ流入した再凝固液体材料と共にポジティブフィット接続をなすのに適した構造を備える。各チャンネル状凹所123について固定装置を備え、前記固定装置は、近位端および遠位端を備え、第1固定部と、第2固定部と、これらの間のブリッジ部とを備える。【選択図】図26
請求項(抜粋):
脊椎安定化装置であって、 - 上椎骨の椎体と下椎骨の椎体との間に挿入されるよう形作られる椎体間スペーサを備え、椎体間スペーサは上椎骨の椎体の下終板の方に配向される上面および下椎骨の椎体の上終板の方向に配向される底面を含み、さらに - 固定装置を備え、前記固定装置は、前記椎体間スペーサが上および下の椎骨の椎体の間から、固定装置に向かう方向にずれないようしっかりと留める支持部を含み、前記支持部は椎体間スペーサの表面の一部に静止するよう形作られ、前記支持部は複数のファスナー受け入れ開口を有し、 - 前記固定装置はさらに複数のファスナーを含み、前記ファスナーの各々は、近位側に向かって開口する空洞を規定する管エレメントを含み、近位端とは反対側の遠位端に向かって前記空洞を区切るベースと、骨側に向かって前記空洞が開口する少なくとも1つの横管エレメント開口とを含み、アンカー材部が前記空洞内に配置されるか、または前記近位側から前記空洞へと挿入するように形作られており、各ファスナーは受け入れ開口の1つの中へと挿入するのに適しており、 - 前記管エレメントは外面にねじ山を有しておらず、 - 前記アンカー材部は液体状態において、上椎骨の椎体および下椎骨の椎体の少なくとも一方の骨組織に、少なくとも1つの管エレメント開口を少なくとも部分的に通じて、挿入されるよう構成されており、それにより骨組織に浸透して、その後硬化して前記支持部を椎体に固定し、 - 前記管エレメントは、前記管エレメントの近接する部分より大きな最大直径を有するカラーを含み、前記カラーは、近位方向へと離脱しないように前記支持部を固定するために前記支持部と協働し、 - 前記管エレメントは、中央付け段差を前記カラーの近位に含み、前記中央付け段差は、前記アンカー材部を前記空洞に挿入するためのツールの遠位部分と協働することによって前記ツールをセンタリングするように適合される、脊椎安定化装置。
IPC (4件):
A61F 2/44 ,  A61F 2/46 ,  A61B 17/70 ,  A61B 17/88
FI (4件):
A61F2/44 ,  A61F2/46 ,  A61B17/70 ,  A61B17/88
Fターム (9件):
4C097AA10 ,  4C097BB01 ,  4C097BB09 ,  4C097CC12 ,  4C097CC15 ,  4C097MM10 ,  4C160LL24 ,  4C160LL42 ,  4C160LL69
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る