特許
J-GLOBAL ID:201803015834178020

換気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡辺 昇 ,  原田 三十義 ,  青野 哲巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-140946
公開番号(公開出願番号):特開2018-009773
出願日: 2016年07月16日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】 簡単な構成でありながら、通常の手動操作による開閉機能を確保しつつ、火災発生時に自動閉じ動作を行うことができる換気装置を提供する。【解決手段】 換気装置は、通気口11aが形成された本体10と、本体10にスライド可能に支持された作動板20と、本体10の室内側に配置されて作動板20をスライド操作する操作部材30と、形状記憶合バネ60とを備えている。通常の環境温度では、作動板20は操作部材30により開閉される。火災により環境温度が異常レベルまで上昇した時には、形状記憶バネ60が高温での記憶形状に戻ろうとして開き位置にある作動板20に作用し、形状記憶バネ60の弾性力により作動板20を閉じ位置まで移動させる。操作部材30と作動板20は低融点材料で形成された連結ピン70で連結されており、火災時に溶融ないしは軟化して作動板20と操作部材30の連結を解除するので、操作部材30の抵抗を受けずに作動板20は確実に閉じ動作することができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
ア.通気口が形成された主壁部を有する本体と、 イ.制御口が形成された主板部を有し、この主板部が上記本体の上記主壁部に接した状態を維持しながら、上記制御口が上記通気口と一致する開き位置と、上記制御口が上記通気口と不一致となる閉じ位置との間で、スライド可能な作動板と、 ウ.上記本体の室内側に、上記作動板のスライド方向にスライド可能に配置された操作部材と、 エ.上記操作部材を上記作動板に連結する連結部材と、 オ.上記本体に支持され、火災により温度が異常レベルまで上昇した時には、高温での記憶形状に戻ろうとしてその弾性力により上記作動板を付勢し、上記作動板を上記閉じ位置へと向かわせる形状記憶バネと、 を備え、 上記連結部材は低融点材料からなり、火災により温度が異常レベルまで上昇した時には、溶融するか上記形状記憶バネの力で分断可能な程度に軟化することにより、上記操作部材と上記作動板の連結を解除することを特徴とする換気装置。
IPC (1件):
F24F 7/04
FI (1件):
F24F7/04 B
Fターム (4件):
3L058BA02 ,  3L058BB05 ,  3L058BC03 ,  3L058BC08
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-001389
  • 建具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-240677   出願人:三協立山アルミ株式会社
  • 防炎シャッタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-236454   出願人:三菱化学株式会社
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