特許
J-GLOBAL ID:201803018091196826

水中油型エマルション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小野 尚純 ,  奥貫 佐知子 ,  鹿角 剛二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-543461
公開番号(公開出願番号):特表2018-536755
出願日: 2016年11月03日
公開日(公表日): 2018年12月13日
要約:
本発明は、油相および水相ならびに第1の界面活性剤を含む水中油型エマルションに関し、ここで、油相は水相中に分散されており、この水中油型エマルションは、3〜15μmの範囲の平均液滴サイズ分布(D[4,3])と、液滴の3wt%未満が125μmよりも大きい粒径を有することと、50°C±10%および20s-1±10%において100mPasよりも大きくかつ700mPasまでの粘度と、50°C±10%および2000g±10%で30分間±10%にわたる遠心分離後の残渣が5%未満である静的安定性とを有する。このような水中油型エマルションを調製するためのプロセスは、第1の界面活性剤を含む水相を調製するステップと、炭化水素含有油相を加熱するステップと、水中油型エマルションを形成するのに十分な条件下で炭化水素含有油相および水相をブレンドするステップとを含む。また、本発明は、水中油型エマルションの静的および動的安定性を決定するための方法にも関する。静的安定性は、水中油型エマルションを提供するステップと、所定の条件下で所定の期間にわたって水中油型エマルションを遠心分離するステップと、所定の期間後に水中油型エマルションから沈殿した残渣の量を決定するステップと、水中油型エマルションの静的安定性を決定するステップとを含む方法によって決定され得る。水中油型エマルションの動的安定性を決定するための方法は、水中油型エマルションを提供するステップと、水中油型エマルションを第1の時点で分析するステップと、水中油型エマルションを再循環ループ内で再循環させるステップと、再循環が開始された後の第2の時点で水中油型エマルションを分析するステップとを含み、水中油型エマルションの動的安定性は、第1および第2の時点での分析に基づいて決定される。
請求項(抜粋):
油相および水相ならびに第1の界面活性剤を含む水中油型エマルションであって、前記油相が前記水相中に分散されており、前記水中油型エマルションが、以下の特徴: - 3〜15μmの範囲の平均液滴サイズ(D[4,3])と、 - 前記液滴の3wt%未満が125μmよりも大きい粒径を有することと、 - 50°C±10%および20s-1±10%において100mPasよりも大きくかつ700mPasまでの粘度と、 - 50°C±10%および2000g±10%で30分間±10%にわたる遠心分離後の残渣が5%未満である静的安定性と を有する、水中油型エマルション。
IPC (6件):
C10L 1/32 ,  C10L 1/222 ,  C10L 1/192 ,  C10L 1/08 ,  C10L 1/04 ,  C10L 1/18
FI (6件):
C10L1/32 D ,  C10L1/222 ,  C10L1/192 ,  C10L1/08 ,  C10L1/04 ,  C10L1/18
Fターム (9件):
4H013AA01 ,  4H013AA04 ,  4H013AA05 ,  4H013CB01 ,  4H013CC02 ,  4H013CE02 ,  4H013DC04 ,  4H013DC06 ,  4H013DC07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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