特許
J-GLOBAL ID:201803018618025359
マシンルームレスエレベータの非常用駆動装置および非常用駆動方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人スズエ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-237428
公開番号(公開出願番号):特開2018-090408
出願日: 2016年12月07日
公開日(公表日): 2018年06月14日
要約:
【課題】突き上げた乗り籠を最上階の乗場に復帰させる作業を容易に実施できるマシンルームレスエレベータの非常用駆動装置を得ることにある。【解決手段】マシンルームレスエレベータの非常用駆動装置は、昇降路のピットに設置される非常用巻上機と、メインロープが巻き掛けられた釣合錘のシーブよりも上方に位置するように昇降路に設けられた吊り上げ器具と、を備えている。吊り上げ器具は、昇降路に固定される器具本体と、器具本体に設けられ、非常用巻上機から繰り出された吊り上げロープが釣合錘のシーブよりも上方で巻き掛けられるロープガイドと、器具本体に設けられ、ロープガイドよりも下方で吊り上げロープの繰り出し端が連結されるロープヒッチと、を含む。釣合錘のシーブは、メインロープが巻き掛けられる第1のロープ溝と、吊り上げロープが巻き掛けられる第2のロープ溝と、を有する。吊り上げロープは、ロープガイドから第2のロープ溝を経由してロープヒッチに連結される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
昇降路に昇降動可能に支持された乗り籠と、
前記昇降路に昇降動可能に支持された釣合錘と、
前記乗り籠と前記釣合錘との間を連結するとともに、前記乗り籠および前記釣合錘を前記昇降路に吊り下げるメインロープと、
前記昇降路に設置され、前記メインロープを巻き上げたり巻き戻すことで、前記乗り籠および前記釣合錘をつるべ式に昇降動させる巻上機と、を有するマシンルームレスエレベータにおいて、
前記昇降路のピットに設置される非常用巻上機と、
前記メインロープが巻き掛けられた前記釣合錘のシーブよりも上方に位置するように前記昇降路に設置される吊り上げ器具と、を備え、
前記吊り上げ器具は、
前記昇降路に固定される器具本体と、
前記器具本体に設けられ、前記非常用巻上機から繰り出された吊り上げロープが前記釣合錘の前記シーブよりも上方で巻き掛けられるロープガイドと、
前記器具本体に設けられ、前記ロープガイドよりも下方で前記吊り上げロープの繰り出し端が取り外し可能に連結されるロープヒッチと、を含み、
前記釣合錘の前記シーブは、前記メインロープが巻き掛けられる第1のロープ溝と、前記吊り上げロープが巻き掛けられる第2のロープ溝と、を有し、前記吊り上げロープは、前記ロープガイドから前記シーブの前記第2のロープ溝を経由して前記ロープヒッチに連結されたマシンルームレスエレベータの非常用駆動装置。
IPC (2件):
FI (3件):
B66B5/00 A
, B66B11/08
, B66B5/00 D
Fターム (8件):
3F304BA24
, 3F304DA10
, 3F304EB11
, 3F304EB15
, 3F306AA11
, 3F306BA16
, 3F306BB02
, 3F306BB03
引用特許:
前のページに戻る