特許
J-GLOBAL ID:201803018985628299

自動二輪車のクラッチ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 特許業務法人航栄特許事務所 ,  本山 慎也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-116401
公開番号(公開出願番号):特開2014-234861
特許番号:特許第6226569号
出願日: 2013年05月31日
公開日(公表日): 2014年12月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 変速機の出力軸(2)側のクラッチセンター(8)とプレッシャープレート(9)とがクラッチ板(10,11)を挟んで、これらの間隔を拡縮することにより動力伝達の断接を行う摩擦クラッチ(1)と、 前記出力軸(2)からの逆トルクの入力により前記クラッチセンター(8)と前記プレッシャープレート(9)が相対回転変位して、相対回転変位を前記出力軸(2)の軸方向の動きに変換して前記プレッシャープレート(9)を前記クラッチセンター(8)に押圧する荷重に抗う方向に作用して荷重を相殺せしめる逆トルクリミッター機構(61)と、 アイドリング回転数以下において前記クラッチセンター(8)と前記プレッシャープレート(9)の相対回転変位を拘束するリミッターキャンセル機構(62)と、 を備える自動二輪車(100)のクラッチ構造において、 異なる径方向位置で基端部から回転方向に向けて延出したウエイトアーム(42a)および係止アーム(42b)を有して、前記クラッチセンター(8)の外周側で前記ウエイトアーム(42a)と前記係止アーム(42b)の前記基端部にて揺動自在に軸支されるとともに、付勢バネ(45)により前記係止アーム(42b)を前記出力軸(2)の軸中心(C)側に位置するように付勢されて、前記クラッチセンター(8)の回転に伴って発生する遠心力により前記付勢バネ(45)の付勢力に抗して前記ウエイトアーム(42a)および前記係止アーム(42b)を前記出力軸(2)の軸中心(C)から離れる側に揺動されるキックウエイト(42)と、 アイドリング回転数以下の状態において前記係止アーム(42b)に当接する係合突起(40b)を有して、前記プレッシャープレート(9)に連動するラチェットプレート(40)と、を備え、 前記係止アーム(42b)と前記係合突起(40b)との係合状態が維持された場合に、前記ラチェットプレート(40)側に設けられて前記出力軸の軸方向における前記キックウエイト(42)の端面(42s)に対して前記軸方向視で重なる移動規制部(40e)が形成された移動規制機構(63)を備えることを特徴とする自動二輪車(100)のクラッチ構造。
IPC (2件):
F16D 13/52 ( 200 6.01) ,  F16D 43/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16D 13/52 C ,  F16D 43/04
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • クラッチ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-287201   出願人:本田技研工業株式会社
  • バックトルク低減機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-037201   出願人:スズキ株式会社
  • クラッチのバックトルク低減機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-184917   出願人:スズキ株式会社
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審査官引用 (7件)
  • クラッチ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-287201   出願人:本田技研工業株式会社
  • バックトルク低減機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-037201   出願人:スズキ株式会社
  • クラッチのバックトルク低減機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-184917   出願人:スズキ株式会社
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