特許
J-GLOBAL ID:201803019004793143

導電性ポリマー層と細胞接着用ポリマー層とを含む多層膜からなる細胞培養用基材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 牛木 護 ,  高橋 知之 ,  田中 淳二 ,  守屋 嘉高 ,  加藤 裕介 ,  齋藤 麻美 ,  中村 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-082903
公開番号(公開出願番号):特開2018-196370
出願日: 2018年04月24日
公開日(公表日): 2018年12月13日
要約:
【課題】 本発明は、組織、特に、骨格筋組織又は神経組織をin vitroで効率的に作製するための足場となる基材等を提供することを課題とする。【解決手段】 本発明者らは、高い導電率を誇る導電性ポリマー細胞と接着用ポリマーを用いて、これらを混ぜ合わせるのではなく、積層された多層膜、又は、導電性ポリマーを芯とし生分解性ポリマーを鞘とする同軸二層構造のファイバー足場材料を作製すると、このファイバーでは細胞が導電性ポリマーに直接接触しないにも関わらず、かつ、該ファイバーに、電圧を負荷しないにもかかわらず筋管形成効率が向上するとの新たな現象を見出した。ファイバー形状を有する細胞の培養用の基材であって、導電性ポリマー層と細胞接着用層との多層膜基材、特に、導電性ポリマーを内包し、最外層に前記細胞接着用ポリマーを同軸状に積層した同軸多層ファイバーである基材等が提供される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
細胞を分化誘導及び/又は増殖するための培養用の基材であって、導電性ポリマーを含む導電性ポリマー層と、細胞接着用ポリマーを含む細胞接着用ポリマー層とを含む少なくとも2層構造を有する多層膜であることを特徴とする、基材。
IPC (3件):
C12M 3/00 ,  C12N 5/079 ,  C12N 5/077
FI (3件):
C12M3/00 A ,  C12N5/0793 ,  C12N5/077
Fターム (8件):
4B029AA21 ,  4B029AA27 ,  4B029BB11 ,  4B029CC02 ,  4B065AA90X ,  4B065AC20 ,  4B065BC41 ,  4B065CA60
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 電気伝導性ポリマーを用いる神経刺激
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-244981   出願人:マサチューセッツインスティテュートオブテクノロジー, チルドレンズメディカルセンターコーポレイション
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Interface Focus, 2014, Vol.4, 20130050

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