特許
J-GLOBAL ID:201803019379294063
グラム陰性外膜小胞における抗原の表面提示
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
池田 成人
, 酒巻 順一郎
, 野田 雅一
, 山口 和弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-560556
公開番号(公開出願番号):特表2018-521632
出願日: 2016年06月02日
公開日(公表日): 2018年08月09日
要約:
本発明は、グラム陰性細菌の表面発現されるリポタンパク質のN末端部分を含む融合タンパク質の一部として発現される病原体の抗原を提示しているグラム陰性外膜小胞に基づくワクチン組成物、及びワクチン接種におけるそのような組成物の使用に関する。本発明は、グラム陰性細菌の表面発現されるリポタンパク質のN末端部分及びリポタンパク質のN末端部分に融合された病原体の抗原を含む融合リポタンパク質、この融合リポタンパク質を発現するためのDNA構築物及び細菌宿主細胞、並びに融合リポタンパク質を提示する外膜小胞を産生する方法に更に関する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
N末端及びC末端融合パートナーを含む融合リポタンパク質であって、
a)前記N末端融合パートナーが、NからC末端の順序に:
i)脂質化N末端システイン;
ii)グラム陰性細菌の表面露出リポタンパク質の係留鎖、好ましくは前記係留鎖が脂質化N末端システインに隣接して位置する;及び好ましくは、
iii)グラム陰性細菌の表面露出リポタンパク質のアミノ酸配列の係留鎖のC末端に位置する少なくとも5、10又は17個の一続きの連続するアミノ酸;を含み、
前記N末端融合パートナーが、グラム陰性細菌における発現に際して細胞外外膜表面における融合リポタンパク質の発現を引き起こし;
b)前記C末端融合パートナーが、感染性疾患及び/又は腫瘍と関連する抗原のエピトープを少なくとも1つ含み、
前記融合リポタンパク質のアミノ酸配列が天然に存在しない、融合リポタンパク質。
IPC (15件):
C12N 15/62
, C07K 19/00
, C07K 14/705
, C07K 14/195
, C07K 14/235
, C07K 14/245
, C07K 14/255
, C07K 14/22
, C12N 15/31
, C12N 1/21
, C12P 21/02
, A61K 39/00
, A61P 31/04
, A61P 35/00
, A61P 37/04
FI (15件):
C12N15/62 Z
, C07K19/00
, C07K14/705
, C07K14/195
, C07K14/235
, C07K14/245
, C07K14/255
, C07K14/22
, C12N15/31
, C12N1/21
, C12P21/02 C
, A61K39/00 H
, A61P31/04
, A61P35/00
, A61P37/04
Fターム (40件):
4B064AG31
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064CE02
, 4B064CE06
, 4B064DA01
, 4B065AA01X
, 4B065AA01Y
, 4B065AA26X
, 4B065AA26Y
, 4B065AA93Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA01
, 4B065BD01
, 4B065BD15
, 4B065BD18
, 4B065CA45
, 4C085AA03
, 4C085BA46
, 4C085BB01
, 4C085CC01
, 4C085DD62
, 4C085EE01
, 4C085GG02
, 4C085GG03
, 4C085GG06
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA41
, 4H045BA55
, 4H045CA11
, 4H045CA41
, 4H045DA86
, 4H045EA31
, 4H045FA74
, 4H045GA01
, 4H045GA10
, 4H045GA15
引用特許: