特許
J-GLOBAL ID:201803019412538909

噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 サトー国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-239353
公開番号(公開出願番号):特開2018-096229
出願日: 2016年12月09日
公開日(公表日): 2018年06月21日
要約:
【課題】昇圧回路のコンデンサの電圧が必要以上に高くなる過昇圧状態の発生を抑制しつつ、昇圧回路を構成する部品の故障を防ぐ。【解決手段】噴射制御装置1は、昇圧回路4、電圧検出部5、電流検出部6および昇圧制御部7を備える。昇圧回路4は、直流電源線Ldから与えられるバッテリ電圧+Bを昇圧することによりピーク電流の供給を行うための昇圧電圧Vpを生成するものであり、昇圧コイルL1、トランジスタQ1、Q2および昇圧コンデンサC1を備えた同期整流型スイッチング電源回路からなる。電圧検出部5は、昇圧コンデンサC1の端子電圧を検出する。電流検出部6は、昇圧コンデンサC1から直流電源線Ldへと至る経路に流れる電流を検出する。昇圧制御部7は、昇圧回路4の動作を制御するもので、電圧検出部5の検出値が過昇圧閾値に達すると、トランジスタQ2をオフするとともにトランジスタQ1をオンする回生動作を開始する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関に燃料を噴射する噴射弁(2、22)に対し、設定された駆動期間の開始時に前記噴射弁を速やかに開弁させるためのピーク電流を供給するピーク電流制御を行い、前記噴射弁の駆動を制御する噴射制御装置(1、21、31)であって、 直流電源から与えられる直流電圧を昇圧することにより前記ピーク電流の供給を行うための昇圧電圧を生成するものであり、コイル(L1)、前記直流電源から前記コイルへの通電を行うための通電用スイッチング素子(Q2)、同期整流を行うための整流用スイッチング素子(Q1)および前記コイルを介して流れる電流により充電されるコンデンサ(C1)を備えた同期整流型スイッチング電源回路からなる昇圧回路(4)と、 前記コンデンサの端子電圧を検出する電圧検出部(5)と、 前記コンデンサから前記直流電源へと至る経路に流れる電流を検出する電流検出部(6、32)と、 前記昇圧回路の動作を制御する昇圧制御部(7)と、 を備え、 前記昇圧制御部は、 前記電圧検出部の検出値が所定の過昇圧閾値に達すると、前記通電用スイッチング素子をオフするとともに前記整流用スイッチング素子をオンする回生動作を開始し、 前記回生動作を開始した後、前記電流検出部の検出値が所定の回生終了閾値に達すると前記回生動作を停止する噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/20 ,  F02D 45/00
FI (3件):
F02D41/20 330 ,  F02D45/00 310S ,  F02D45/00 395A
Fターム (17件):
3G301HA01 ,  3G301KA21 ,  3G301LB01 ,  3G301LC10 ,  3G301MA28 ,  3G301NB18 ,  3G301NE06 ,  3G301NE17 ,  3G301PG02 ,  3G384AA01 ,  3G384DA11 ,  3G384DA50 ,  3G384EB02 ,  3G384EB17 ,  3G384ED07 ,  3G384EG10 ,  3G384FA66
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 電磁負荷制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-276158   出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
  • 内燃機関の燃料噴射制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-017001   出願人:本田技研工業株式会社
  • 内燃機関制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-188659   出願人:株式会社日立製作所

前のページに戻る