特許
J-GLOBAL ID:201803020430292869

リグノフェノールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 藤本 昇 ,  中谷 寛昭 ,  日東 伸二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-156998
公開番号(公開出願番号):特開2018-024602
出願日: 2016年08月09日
公開日(公表日): 2018年02月15日
要約:
【課題】短時間で、かつ排水処理または硫酸再生の負荷低減となるリグノフェノールの製造方法の提供。【解決手段】リグノセルロース系材料、フェノール誘導体、および酸水溶液を混合することにより、第1混合物を得る第1混合工程と、前記第1混合物、およびリグノフェノールに対して貧溶媒となる溶媒を混合することにより、リグノフェノールを凝集させて、リグノフェノールの凝集物を含む第2混合物を得る第2混合工程と、前記第2混合物中の前記リグノフェノールの凝集物を担体に付着させることにより、前記第2混合物から前記リグノフェノールの凝集物を捕捉するリグノフェノール捕捉工程と、を備え、前記第1混合工程において、酸の濃度が65質量%以上である前記第1混合物を得て、前記第2混合工程において、酸の濃度が65質量%以上である前記第1混合物、および前記リグノフェノールに対して貧溶媒となる溶媒を混合する、リグノフェノールの製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リグノセルロース系材料からリグノフェノールを製造する、リグノフェノールの製造方法であって、 前記リグノセルロース系材料、フェノール誘導体、および酸水溶液を混合することにより、第1混合物を得る第1混合工程と、 前記第1混合物、およびリグノフェノールに対して貧溶媒となる溶媒を混合することにより、リグノフェノールを凝集させて、リグノフェノールの凝集物を含む第2混合物を得る第2混合工程と、 前記第2混合物中の前記リグノフェノールの凝集物を担体に付着させることにより、前記第2混合物から前記リグノフェノールの凝集物を捕捉するリグノフェノール捕捉工程と、を備え、 前記第1混合工程において、酸の濃度が65質量%以上である前記第1混合物を得て、 前記第2混合工程において、酸の濃度が65質量%以上である前記第1混合物、および前記リグノフェノールに対して貧溶媒となる溶媒を混合する、 リグノフェノールの製造方法。
IPC (2件):
C07G 1/00 ,  C08H 7/00
FI (2件):
C07G1/00 ,  C08H7/00
Fターム (5件):
4H055AA02 ,  4H055AD21 ,  4H055AD31 ,  4H055BA01 ,  4H055CA60
引用特許:
審査官引用 (3件)

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