特許
J-GLOBAL ID:201803021462876214

溶融紡糸によるヒアルロン酸塩ファイバーの製造方法及びこれにより製造されたヒアルロン酸塩ファイバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 託嗣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-531277
公開番号(公開出願番号):特表2018-527486
出願日: 2016年09月01日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
本発明は、ヒアルロン酸塩ファイバーに関し、より詳細には、手術用縫合糸、整形フィラー、リフティング用糸、組織工学用スキャフォールド(Scaffold)などに活用可能なヒアルロン酸塩ファイバー及びその製造方法に関する。前記溶融紡糸によるヒアルロン酸塩ファイバーの製造方法は、(a)重量平均分子量500〜3,000kDaのヒアルロン酸塩の水分含有量を5〜20%に調節する工程、(b)水分含有量が調節されたヒアルロン酸塩を溶融紡糸装置に入れ、150〜200°Cで加熱した後、高圧紡糸してヒアルロン酸塩ファイバーを製造する工程、および(c)ヒアルロン酸塩ファイバーをエタノール水溶液に浸漬させて表面を硬化させる工程を含む。本発明のヒアルロン酸塩ファイバーは、ヒアルロン酸を主成分として製造され、安全性(Safety)及び生体適合性に優れるだけでなく、通常の液状ハイドロゲル製品とは異なり、微生物汚染がなく、管理および使用が容易であるため、様々な形態の組織修復用製剤として利用することができる。また、本発明のヒアルロン酸塩ファイバーは、固相の製品であって、ヒアルロン酸塩の濃度に対する体積が非常に小さいため、体内投入時の患者の痛みや不便を最小限に抑えて治療効果を極大化することができるという利点がある。
請求項(抜粋):
下記の工程を含む、溶融紡糸によるヒアルロン酸塩ファイバーの製造方法。 (a)重量平均分子量500〜3,000kDaのヒアルロン酸塩の水分含有量を5〜20%に調節する工程、 (b)水分含有量が調節されたヒアルロン酸塩を溶融紡糸装置に入れ、150〜200°Cで加熱した後、高圧紡糸してヒアルロン酸塩ファイバーを製造する工程、および (c)ヒアルロン酸塩ファイバーをエタノール水溶液に浸漬させて表面を硬化させる工程。
IPC (8件):
D01F 6/96 ,  A61L 27/20 ,  A61L 27/50 ,  A61L 27/54 ,  A61L 31/14 ,  A61L 31/16 ,  A61L 31/04 ,  A61L 17/10
FI (8件):
D01F6/96 ,  A61L27/20 ,  A61L27/50 ,  A61L27/54 ,  A61L31/14 ,  A61L31/16 ,  A61L31/04 120 ,  A61L17/10
Fターム (20件):
4C081AB11 ,  4C081AC02 ,  4C081BA14 ,  4C081BA17 ,  4C081BB01 ,  4C081BB07 ,  4C081BB08 ,  4C081BB09 ,  4C081BC02 ,  4C081CD081 ,  4C081DA04 ,  4C081DB01 ,  4C081EA03 ,  4C081EA04 ,  4C081EA06 ,  4C081EA12 ,  4L035AA05 ,  4L035BB32 ,  4L035CC20 ,  4L035HH01
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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