文献
J-GLOBAL ID:201902210624899013   整理番号:19A0221049

豚ぷん尿由来液肥,牛ふん堆肥,汚泥発酵肥料の施用が春植え-株出し体系サトウキビおよび国頭マージ土壌に及ぼす影響

Effect of Pig Slurry, Cattle Manure, and Sludge Compost, as Alternatives to Chemical Fertilizer in Sugarcane Yield and Soil Fertility of Kunigami-Mahji.
著者 (4件):
資料名:
号: 66  ページ: 121-133 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月16日 
JST資料番号: U0794A  ISSN: 2432-8103  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
沖縄本島北部地域の酸性で石灰,苦土に乏しい国頭マージ土壌において,地域の有機質資源である豚ぷん尿由来液肥,牛ふん堆肥,汚泥発酵肥料の施田が春植え-株出し体系サトウキビの生育,収量および品質と国頭マージ土壌の化学性に及ぼす影響について検討した。その結果,豚ぷん尿由来液肥(アンモニア態窒素の投入量が「慣行区」の基肥の窒素投入量とほぼ同等となる量)を施用後,さらに基肥および追肥として施肥基準量の窒素,リン酸,カリ肥料を施用する,金武町で一般的な栽培方法の「慣行区」に対して,「慣行区」の追肥の窒素肥料に相当するアンモニア態窒素を含む豚ぷん尿由来液肥で追肥を代替する減化学肥料栽培の「追肥有機区」では,春植え,株出し栽培ともに「慣行区」並の原料茎重,甘蔗糖度が得られた。さらに牛ふん堆肥や汚泥発酵肥料で基肥も代替する無化学肥料栽培の「完全有機区」では,春植え栽培の原料茎重,甘蔗糖度は「慣行区」より劣ったものの,株出し栽培の原料茎重,甘蔗糖度は「慣行区」並だった。また,栽培前の分析値と比べて株出し栽培後の「慣行区」の土壌pHは低下し,「慣行区」と「追肥有機区」の交換性カリ,石灰,苦土含量は減少していたが,「完全有機区」の土壌pH,可給態リン酸,交換性石灰,苦土含量は増加傾向で,サトウキビが多く吸収する交換性カリも栽培前の値を維持していた。以上より,豚ぷん尿由来液肥,牛ふん堆肥および汚泥発酵肥料を施用することでサトウキビの減・無化学肥料栽培が可能であり,土壌に残存する肥料成分により,国頭マージ土壌の化学性が改善されることが示された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌化学  ,  施肥法・肥効  ,  糖料作物 

前のページに戻る