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J-GLOBAL ID:201902211260344443   整理番号:19A0782461

視神経脊髄炎における脳脊髄液ミトコンドリアDNA【JST・京大機械翻訳】

Cerebrospinal fluid mitochondrial DNA in neuromyelitis optica spectrum disorder
著者 (15件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 125  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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神経脊髄炎スペクトル障害(NMOSD)は中枢神経系の炎症性疾患である。抗アクアポリン4自己抗体(AQP4-Ab)により仲介される補体依存性星状細胞損傷はNMOSD病因のコアであることがよく知られているが,付加的炎症カスケードは病変形成の確立に寄与する可能性がある。本研究では,NMOSD患者の脳脊髄液(CSF)における免疫反応性ミトコンドリアDNA(mtDNA)の可能な病原性役割を調べた。定量的ポリメラーゼ連鎖反応を用いて,AQP4-Ab陽性のNMOSD患者のCSFにおける細胞外mtDNAレベルを測定した。多発性硬化症または他の神経疾患の患者を対照として調べた。前処理および後処理細胞外mtDNAレベルもNMOSD群で比較した。ヒト星状細胞からの細胞外mtDNA放出をNMOSD血清を用いてin vitroで分析し,インターロイキン(IL)-1β産生をNMOSD患者由来CSFのDNA画分で刺激した混合グリア細胞の上清で測定した。さらに,mtDNAによるIL-1β産生を仲介する特異的自然免疫経路を,Toll様受容体9(TLR9)およびNOD様受容体蛋白質3(NLRP3)inflamマソームの選択的阻害剤により末梢血単核細胞で検討した。細胞外mtDNAレベルはNMOSD CSFの急性期に特異的に上昇した。in vitro研究は,mtDNAがNMOSD血清によりヒト星状細胞から放出されるという証拠を提供した。加えて,NMOSD CSFから分離したDNA画分は,混合グリア細胞からIL-1βの分泌を促進した。TLR9とNLRP3inflamマソームの選択的阻害は,mtDNA仲介IL-1β産生が特異的自然免疫経路に依存することを明らかにした。細胞外mtDNAは急性期NMOSD患者のCSFにおいて特異的に上昇し,AQP4-Ab仲介細胞損傷により放出されるmtDNAはTLR9及びNLRP3inflamマソーム経路を介して先天性免疫カスケードを誘発する。著者らの研究は,NMOSD患者の将来の治療のための新規治療標的としてのmtDNA媒介自然免疫経路を強調する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
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細胞膜の受容体  ,  細胞生理一般  ,  神経の基礎医学  ,  循環系の基礎医学 
引用文献 (20件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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