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J-GLOBAL ID:201902212312519968   整理番号:19A0227587

エゴマ(Perilla frutescens(L.)Bit.var.frutescens)葉における機能性成分と抗酸化活性に及ぼすアクア-ガス乾燥条件の影響

Effects of Aqua-gas Drying Conditions on Functional Components and Antioxidant Activities in Egoma (Perilla frutescens (L.) Bitt. var. frutescens) Leaves
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 39-48  発行年: 2019年01月 
JST資料番号: L2827A  ISSN: 1344-6606  CODEN: FSTRFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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アクア-ガス(AQG;熱水のマイクロ液滴を含有する過熱水蒸気)は,素材収率を犠牲にせず,機能性などの品質を維持するような,殺菌などの一次処理前の前処理技術として開発された。しかし,乾燥処理への応用はまだ研究されていない。本研究では,エゴマ(Perilla frutescens (L.) Bitt. var. frutescens)の葉の乾燥処理への適用性を調べた。結果は,エゴマ葉がAQGで処理されたとき,それらは過熱水蒸気(SHS)処理の場合と同様に,時間とともに進行する乾燥プロセスを受けることを明らかにした。AQG処理は,<10%の最終湿潤重量ベース含水量で乾燥葉を生産した。次に,エゴマ葉の機能成分に対する異なる乾燥法の影響を調べ,その成分(例えば,α-リノレン酸およびロスマリン酸)が,AQGまたはSHSを伴ったAQGによる処理中において,凍結乾燥(FD)に匹敵するレベルで保存されることを見出した。対照的に,ロスマリン酸含量は,SHS単独または熱風乾燥(HAD)による乾燥後に減少した。さらに,エゴマ葉は,AQG,SHS,またはSHSを伴うAQGによる処理,または,HADを伴うSHSによって,うまく殺菌された。一般的細菌は,HAD処理後に生存した。さらに,AQG,SHS,SHSを伴うAQGまたはHADを伴うスチーミングによって乾燥されたエゴマ葉は,FD処理された製品より有意に高いDPPHラジカル消去活性を有した。対照的に,そのような活性はHAD後に低下した。さらに,ラジカル消去活性は全可溶性多価フェノール含量及びポリフェノールオキシダーゼ活性と良く相関した。これらの結果は,AQG処理が,機能性成分を保存しながら,葉菜乾燥に対して一般的に必要な複数の段階(ブランチング,乾燥および殺菌)を補完するための1段階での効率的なアプローチとして有望であることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  食品の乾燥  ,  野菜とその加工品 
引用文献 (25件):

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