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J-GLOBAL ID:201902214825285417   整理番号:19A0039474

生物学的グリセロール系ポリエステルにより可塑化した大豆蛋白質分離膜の機械的性質安定性と新鮮カットリンゴの保存への応用【JST・京大機械翻訳】

Mechanical property stability of soy protein isolate films plasticized by a biological glycerol-based polyester and application in the preservation of fresh-cut apples
著者 (7件):
資料名:
巻: 42  号: 12  ページ: e13829  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0774A  ISSN: 0145-8892  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大豆蛋白質分離物(SPI)フィルムは包装に使用される新しく開発された材料である。しかし,その応用は,貯蔵中の機械的性質の安定性が悪いため,非常に限られている。本研究では,生物学的グリセロール系ポリエステル(バイオ-ポリグリセロール:アジピン酸=1:2(BGP I),1:1(BGP II),および2:1(BGP III))を,機械的性質を向上させる可塑剤として用いた。これらの膜を引張強さ(TS),破断時伸び(EB),水蒸気透過性(WVP),含水量(MC),グリセロール移動速度,酸素透過性(OP),接触角(CA)について評価し,膜の形態を25°Cで60日間走査電子顕微鏡(SEM)と原子間力顕微鏡(AFM)で可視化した。SPI-BGP I,SPI-BGP IIおよびSPI-BGP III膜のTSは,グリセロールで可塑化した膜と比較して,それぞれ,12.94%,18.22%および7.93%増加し,EBは,それぞれ23.63%,37.27%および20.33%増加した。WVP,MC,グリセロール移動速度,および膜のOPの安定性も増加し,より高いCAは膜中でより高い疎水性を示した。SEMとAFM画像は,BGPを有する膜がより良い架橋を形成することができるので,膜の内部構造は,時間の期間の保存後,まだ比較的完全でコンパクトであることを示した。適用実験は,SPI-BGPフィルムが褐変反応に対して良好な制御効果を有し,新鮮カットリンゴにおける微生物の成長を効果的に抑制し,対照SPIフィルムと比較して少なくとも23日間シェルフライフを延長することを示した。したがって,生物学的グリセロール系ポリエステルの添加はSPI膜への応用を大きく広げる。実用化:本研究はBGPにより可塑化されたSPI膜の機械的性質安定性を示した。本研究は,新鮮カットリンゴの保存におけるBGP-SPIフィルムの応用も示した。応用の観点から,本研究は新鮮カット果実と様々な食品へのSPIフィルムの応用を容易にすることができた。さらに,この研究は,貯蔵中のSPI膜の機械的性質の低下の原因と機構を理解するのに役立ち,この分野における他の研究者の助けとなる。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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食品包装  ,  食品蛋白質 
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