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J-GLOBAL ID：201902216210647689   整理番号：19A0961740

AP/HTPB系コンポジット推進薬における粒子間隙に着目したレオロジー特性の評価

Evaluation of the rheology of AP/HTPB composite propellant with focus on the gap between particles

著者 (5件)： 寺嶋寛成 (関西大 大学院理工学研究科) ,  村田駿介 (関西大 理工) ,  岩崎祥大 (宇宙科学研) ,  羽生宏人 (宇宙科学研) ,  山口聡一朗 (関西大 理工)
資料名： 宇宙航空研究開発機構研究開発報告 JAXA-RR-(Web)  (JAXA-RR (Web))
号： 18-006  ページ： 45-48 (WEB ONLY)  発行年： 2019年02月28日 
JST資料番号： U1011A  ISSN： 2433-2216  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 過塩素酸アンモニウム(AP)粒子と末端水酸基ポリブタジエン(HTPB)を主成分とするコンポジット推進薬において,そのレオロジー特性を捉えるために粒子間隙パラメータγを導入する.γの小さな変化に対して推進薬スラリーの形状保持性が大きく変化した.レオロジー特性評価装置を用いて単一粒径で作製した異なるγの値を持つ模擬推進薬の粘弾性を温度別に測定した.特徴的な粒子配置が持つγの値に相当するγ=0.5から損失弾性率がステップ状に減少した.また,試料温度の上昇に伴い損失弾性率のステップが緩やかになった.(著者抄録)

シソーラス用語： 宇宙開発 ,  ロケットエンジン ,  コンポジット推薬 ,  過塩素酸アンモニウム ,  HTPB ,  距離 ,  粒子 ,  *粘弾性 ,  スラリー ,  損失弾性率 ,  *レオロジー ,  分散粒子 ,  粒径 ,  粒度分布 ,  レオロジー特性 ,  高エネルギー物質 ,  粒子間距離 ,  内燃機関 ,  熱機関 ,  *機械的性質
準シソーラス用語： *コンポジット推進薬 ,  末端水酸基ポリブタジエン

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

引用文献 (4件)：

• Makoto Kohoga and Yutaka Hagihara:“Rheology of Concentrated AP/HTPB Suspensions Prepared at Upper Limit of AP Content”, 2000, Propellants, Explosives, Pyrotechnics, Vol25, p199-p202
• 甲賀誠: “可塑剤としてPolytetrahydrofuranを用いたAP/HTPB系推進薬の機械的特性と燃焼特性”, 2010, Sci. Tech. Energetic Materials, Vol71, p145-p150
• 寺嶋寛成, 細見直正, 岩崎祥大, 松本幸太郎, 羽生宏人, 山口聡一朗:“X 線CT を用いたコンポジット推進薬捏和における充填構造の可視化”, 宇宙航空研究開発機構研究開発報告書高エネルギー物質研究会平成29年度研究成果報告, 2017, JAXA-RR-17-008, p61-p65
• 土井正男: “ソフトマター物理学入門”, 2010, 株式会社岩波書店, p230-p234

タイトルに関連する用語 (7件)： Ap ,  HTPB ,  コンポジット推進薬 ,  間隙 ,  着目 ,  レオロジー特性 ,  評価