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J-GLOBAL ID:201902216693768190   整理番号:19A1251496

核融合技術の現状と動向 レーザー核融合研究の現状~わが国独自のレーザー核融合炉を目指して~

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巻: 104  号:ページ: 60-66  発行年: 2019年05月10日 
JST資料番号: G0720A  ISSN: 0285-5860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・レーザーによる圧縮・点火・燃焼の過程を毎秒数回繰り返すことにより,発電に必要なエネルギーを取り出すレーザー核融合炉は,高エネルギー密度プラズマ物理学の進展に伴い,核融合点火・燃焼が目前であるとともに,核融合発電に必要不可欠な高繰り返し高出力レーザーが実現しつつあり,核融合の実現を目指した新たな段階に突入。
・レーザー核融合は,核融合燃料を圧縮する方式ならびに点火する方式により幾つかの手法があるが,我が国においては高速点火方式による核融合中性子の大幅な増大を契機に,高速点火方式に研究の重心が移り,レーザとプラズマの相互作用で高効率に電子ビームを加熱し,この電子ビームで高密度プラズマを加熱する方式が有力。
・大阪大学レーザー科学研究所の爆縮用の激光XII号レーザと高速加熱用のLFEXレーザを利用する炉心プラズマ研究がオールジャパン体制で進められ,核融合点火を目指した効率的な加熱と燃料プラズマの高密度化の研究が行われ,レーザーパルスを精度よく制御するために,超高強度レーザのプレパルスおよびフットパルスを除去することで,高速点火に適したエネルギーの電子ビームを発生させることに成功。
・100Hz繰り返しの世界初のMW平均出力の次世代パワーレーザー複合大型システムは,レーザーセラミックスとレーザーダイオードを使って,10J/100Hz/100kWの高出力レーザモジュールを実現した,「人工知能とビックデータ」技術によりレーザ光の制御を行うシステムであり,数年以内に全ての要素技術を確立できる段階。
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分類 (1件):
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核融合装置 
タイトルに関連する用語 (5件):
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