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J-GLOBAL ID:201902222890392787   整理番号:19A1809745

周波数変調原子間力顕微鏡による脂肪酸により形成された境界潤滑層の断面イメージング【JST・京大機械翻訳】

Cross-Sectional Imaging of Boundary Lubrication Layer Formed by Fatty Acid by Means of Frequency-Modulation Atomic Force Microscopy
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資料名:
巻: 33  号: 40  ページ: 10492-10500  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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金属表面上への脂肪酸の吸着をその場観察するために,吸着層の断面画像を周波数変調原子間力顕微鏡(FM-AFM)により取得した。ヘキサデカンおよびパルミチン酸を,それぞれベースオイルおよび典型的な脂肪酸として用いた。ターゲット基板としてCu被覆シリコンウエハを作製した。Cu基板とヘキサデカンの間の界面でヘキサデカン分子によって形成された溶媒和構造が観察され,層ピッチは約0.6nmであることが分かった。これはヘキサデカン分子の高さに対応する。これはヘキサデカンが非極性炭化水素であるので,ヘキサデカン分子が表面に物理的に吸着することを示している。パルミチン酸を含むヘキサデカンを純ヘキサデカンの代わりにCu基板上に置くと,パルミチン酸の吸着層が界面で観察された。層ピッチは約2.5~2.8nmで,パルミチン酸分子の鎖長と良く一致した。これは,元の吸着層が,局所領域における単分子層または単一二分子層であることを示している。加えて,観察の1時間後に捕捉された断面像は,吸着された添加層が,カンチレバー振動のような外部刺激により,約20nmより厚くなるまで徐々に成長することを明らかにした。これは,トライボロジー分野におけるFM-AFMによる吸着層のその場観察の最初の報告であり,FM-AFMが実際の境界潤滑機構を明らかにするために有用であることを実証した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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