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J-GLOBAL ID:201902224884569150   整理番号:19A0627108

鼻ポリープを伴う慢性鼻副鼻腔炎患者における鼻細菌に対する保護粘膜免疫のアレルギー転換【JST・京大機械翻訳】

Allergic conversion of protective mucosal immunity against nasal bacteria in patients with chronic rhinosinusitis with nasal polyposis
著者 (17件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 1163-1175.e15  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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鼻ポリープ(CRSwNP)を伴う慢性鼻副鼻腔炎は鼻と副鼻腔における好酸球性炎症とポリープおよび鼻ポリープ(NPs)における高濃度のIgEにより特徴付けられる。CRSwNPの原因抗原と病因は不明のままである。CRSwNP患者のNPsで局所的に産生されたIgE抗体の反応性アレルゲンを同定することを目的とした。また,NPにおけるIgE産生B細胞の分化経路の解明を試みた。CRSwNP患者のIgE反応性を単一細胞由来mAbの特性化により調べた。同定アレルゲンに対するT細胞応答をin vitroで調べた。NP浸潤リンパ球をフローサイトメトリーを用いて特性化した。NPsで発現した免疫グロブリンは,免疫グロブリンに対するハイスループットDNA塩基配列決定を用いて分析した。NP耐性プラスミドから誘導された分離IgE抗体の約20%は,Staphylococcus aureus,Streptococcus pyogenesおよびHaemo influenzaeのような鼻細菌の表面決定因子を特異的に認識した。CRSwNP患者において,Spyogenesに対するT_H2反応が観察された。フローサイトメトリー分析は,NPにおいて細胞表面上にIgEを発現している,大きな胚中心B様細胞と形質芽細胞サブセットを明らかにした。ハイスループットDNA配列免疫グロブリン分析は,IgGとIgA_1によるIgEのクローン結合性を強調した。Iε-Cα_1円転写物はNPsで検出された。CRSwNPを有する患者において,鼻細菌反応性B細胞はIgG/IgA_1-IgEクラススイッチングを通してIgE産生B細胞に分化し,鼻細菌に対する粘膜応答のアレルギー性転換が疾患病因に影響することを示唆した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
耳・鼻・咽頭・喉頭の疾患  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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