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J-GLOBAL ID:201902225187159911   整理番号:19A1306949

p75ニューロトロフィン受容体発現ヒト小柱網前駆細胞の同定と応用【JST・京大機械翻訳】

Identification and application of p75 neurotrophin receptor-expressing human trabecular meshwork progenitor cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 514  号:ページ: 580-585  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小柱網(TM)は,周期性間充織を介して神経冠から生じる組織であり,水を排出し,眼圧(IOP)を維持する役割を果たす。TMに対する損傷は,病理学的に上昇したIOPと関連し,細胞に基づく治療は,将来,TMの機能を回復することが期待される。ここでは,ヒトTM組織からTM前駆細胞(TMPs)を分離し,特性化することを目的とした。神経冠の幹細胞マーカーであるp75ニューロトロフィン受容体(p75)に焦点を当てた。約32%のp75発現細胞がTMに存在した。P75発現TMPsは無血清培養で増殖できた。TMPsのコロニー形成効率は1.11±0.18%であった。TMPsは継代に対して著しく低い増殖能を示した。TMPsは神経冠マーカー(p75,SRYボックス[SOX]9,SOX10,転写因子AP[TFAP]2B)を発現した。ネスチン;周期性間充織マーカー(Forkheadボックス[FOX]C1,FOXC2,およびpaired様ホメオドメイン転写因子2);CD166は,TM分化マーカーではなかった。TMPsは成熟TM細胞(DTMCs)とケラチン細胞に分化し,TMPsからのDTMCsは高レベルのTMマーカー(アクアポリン1,マトリックスgla蛋白質,プロスタグランジンD2シンターゼ,及びANG)を発現した。更に,TMPsは,デキサメタゾンによる分化誘導後,緑内障感受性遺伝子,ミオシリンの発現増強を示した。また,TMPsは脂肪細胞,骨細胞および軟骨細胞に分化した。これらのデータは,p75発現TMPsが細胞に基づく治療および緑内障の病理学的モデルにおける有用な細胞源であることを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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細胞膜の受容体  ,  骨格系  ,  発生と分化 
物質索引 (1件):
物質索引
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