文献
J-GLOBAL ID:201902225287346707   整理番号:19A2822893

歯周炎治療のための高出力レーザ照射による過酸化水素光分解を含む抗菌化学療法の口腔粘膜刺激能【JST・京大機械翻訳】

Oral mucosal irritation potential of antimicrobial chemotherapy involving hydrogen peroxide photolysis with high-power laser irradiation for the treatment of periodontitis
著者 (11件):
資料名:
巻: 201  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0049A  ISSN: 1011-1344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,ハムスターにおいて≧100mWの出力パワーで405nmレーザ装置による過酸化水素(H2O2)光分解を含む抗微生物化学療法の口腔粘膜刺激能を評価した。12匹の雄シリアンハムスターからの24匹の頬袋に,純水(PW),3%H2O2,100mWでのPWのレーザ照射,100mWでの3%H2O2のレーザ照射,200mWでのPWのレーザ照射,または200mWでの3%H2O2のレーザ照射(各々n=4)を行った。照射領域の直径を3mmに設定した。したがって,100および200mWのレーザ光の計算照射(光パワー密度)は,それぞれ約1400および2800mW/cm2であった。加えて,6匹の動物からの12の頬袋は,100mW,1,3または5分(各n=4)で,3%H2O2のレーザ照射を受けた。各処理を1時間間隔で3回繰り返した。肉眼的および組織学的変化を,最後の治療の24時間後に評価した。さらに,歯周病原体に対する治療のin vitro殺菌活性を評価した。3%H_2O_2の405nmレーザ照射は,100および200mWのパワーで≧3分間行った時,中等度から重度の口腔粘膜刺激を生じ,一方,100mWで1分間行った同じ処理は,軽度の刺激を生じることを見出した。さらに,100mWでの1分間のH2O2光分解は,生存細菌数の>4log減少を引き起こした。これらの知見は,100mWで405nmのレーザ装置を用いたとき,歯周病原体を効果的に殺すことができる1分間のH2O2光分解が許容できることを示唆する。しかし,低パワーでのレーザの使用は不要な口腔粘膜刺激の予防に好ましい。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  植物組織・細胞による物質生産  ,  八員環以上の複素環化合物  ,  食品の化学・栄養価 

前のページに戻る