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J-GLOBAL ID：201902226090522334   整理番号：19A1913769

L_3端X線吸収端構造スペクトルを用いた水溶液,水酸化鉄,二酸化マンガン及び方解石中のランタノイドの局所構造及びスペシエーションの予備評価【JST・京大機械翻訳】

Preliminary Evaluation of Local Structure and Speciation of Lanthanoids in Aqueous Solution, Iron Hydroxide, Manganese Dioxide, and Calcite Using the L₃-Edge X-ray Absorption Near Edge Structure Spectra

著者 (3件)： Ohta Atsuyuki (Geological Survey of Japan, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Japan) ,  Tanaka Kazuya (Advanced Science Research Center, Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, Japan) ,  Tsuno Hiroshi (College of Education, Yokohama National University, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 122  号： 41  ページ： 8152-8161  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶液,水酸化鉄,二酸化マンガンおよび炭酸カルシウム中のランタノイドの局所構造解析に対するL_3端X線吸収端構造(XANES)スペクトルの応用を明らかにした。ランタノイド化合物のL_3端XANESスペクトルは鋭い白色線を示した。ランタノイド水イオンの半最大(FWHM)値における全幅は,ランタノイド系列を横切る直列変動において凸四次曲線を示した。この変化は4f電子軌道に起因し,洗練されたスピン対エネルギー理論により説明できる。各ランタノイドについて,ランタノイド化合物のFWHM値は,局所配位数の増加とともにほぼ減少した。しかし,それらは,高くて歪んだ配位球を有するランタノイド錯体の局所配位球を忠実に反映せず,それらの化学的形態にかなり敏感であった。FWHM値の大きさの間の関係を,5d軌道の結晶場分裂または縮退によって決定した。FWHMの系統的変化は,結晶場分裂を引き起こす配位子分子(-H_2O0,-O-,-OH-,-CO_32-,-Cl-,-O2-)の配位子強度により説明できる。したがって,ランタノイド化合物のL_3端XANESのFWHM値は,構造分析よりもむしろスペシエーション分析においてより有用である可能性がある。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *水溶液 ,  *水酸化鉄 ,  FWHM ,  *方解石 ,  構造解析 ,  *スペシエーション ,  *スペクトル ,  XANES ,  イオン ,  *X線吸収端 ,  *ランタノイド ,  配位数 ,  炭酸カルシウム ,  4f電子 ,  *局所構造

分類 (5件)： 分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  原子とラジカルの反応  (CB06030C) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (10件)： X線吸収端 ,  スペクトル ,  水溶液 ,  水酸化鉄 ,  二酸化マンガン ,  方解石 ,  ランタノイド ,  局所構造 ,  スペシエーション ,  評価