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J-GLOBAL ID:201902226972702541   整理番号:19A1932837

T*型La1-x/2Eu1-x/2SrxCuO4(0.14≦x≦0.28)におけるスピンガラス型の磁性,及び超伝導の出現に対する酸化アニーリング効果

Oxidation Annealing Effects on the Spin-Glass-Like Magnetism and Appearance of Superconductivity in T*-type La1-x/2Eu1-x/2SrxCuO4 (0.14 ≦ x ≦ 0.28)
著者 (13件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 084709.1-084709.6  発行年: 2019年08月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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焼結したまま(AS)と酸化アニール(OA)を行ったTT*型 La1-x/2Eu1-x/2SrxCuO4(LESCO)の磁性と超伝導を,最初の包括的なμ粒子スピン回転/緩和(μSR),磁化率,及び電気抵抗率の測定により調べた。OA超伝導性試料に磁気秩序の証拠は観測されなかったが,AS半導性試料は約4Kと約8Kの間の測定温度範囲において無秩序化した磁気状態の証拠を示した。従って,LESCOの基底状態は酸化アニーリングにより劇的に変化し,磁気相は超伝導(SC)相と競合しながら存在する。AS LESCOの磁気相はSrドーピングに対して極めてロバストであるが,SC相はxが高くなると共に劣化する。x=0.14の24.5Kからx=0.28の9.0KまでSC転移温度の単調な低下から,x~0.34でSC相が消えると示唆される。さらに,AS試料の低温での(準)静的磁性と電気抵抗率が同時に発展することを明らかにし,これからキャリア移動度が抑制されて磁性が誘起されると示唆された。アニーリングが原因となった磁性の変化を,以前に中性子回折の測定結果から報告された構造欠陥の観点から議論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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ランダム系一般  ,  酸化物系超伝導体の物性  ,  ミュー粒子スピン回転 
引用文献 (31件):
  • A. Tsukada, Y. Krockenberger, M. Noda, H. Yamamoto, D. Manske, L. Alff, and M. Naito, Solid State Commun. 133, 427 (2005).
  • T. Takamatsu, M. Kato, T. Noji, and Y. Koike, Appl. Phys. Express 5, 073101 (2012).
  • C. Weber, K. Haule, and G. Kotliar, Nat. Phys. 6, 574 (2010).
  • C. Weber, K. Haule, and G. Kotliar, Phys. Rev. B 82, 125107 (2010).
  • S. W. Jang, H. Sakakibara, H. Kino, T. Kotani, K. Kuroki, and M. J. Han, Sci. Rep. 6, 33397 (2016).
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