文献

J-GLOBAL ID：201902227910008407   整理番号：19A2185729

オーステナイト系ステンレス鋼の疲労特性に及ぼす活性スクリーンプラズマ窒化の影響

Effect of Active Screen Plasma Nitriding on Fatigue Characteristics of Austenitic Stainless Steel

著者 (3件)： Hoshiyama Yasuhiro (Department of Chemistry and Materials Engineering, Faculty of Chemistry, Materials and Bioengineering, Kansai University) ,  Takatera Rei (Graduate School of Science and Engineering, Kansai University) ,  Maruoka Tomoki (Kyoto Municipal Institute of Industrial Technology and Culture)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 60  号： 8  ページ： 1638-1642(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 活性スクリーンプラズマ窒化(ASPN)法では,加工される材料を絶縁する。メッシュ状金属スクリーンをカソードとして使用する材料の周りに置き,炉壁をアノードとして用いた。本研究では,オーステナイト系ステンレス鋼の疲労特性に及ぼすASPN処理の影響を調べた。種々の厚さの窒化物層を,処理時間を変えることによって形成し,絶縁なしで処理材料をエネルギー化した。直流プラズマ窒化装置を用いて,活性スクリーンプラズマ窒化処理を行った。窒化処理は673Kと100Paで28.8~172.8ksのN₂:H₂濃度比1:1で行った。窒化物層の厚さは処理時間の増加と共に増加した。疲れ強さはASPN処理の結果として増加した。さらに,窒化物層の厚さが増加すると,疲れ強さは増加した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  特性 ,  疲れ ,  *イオン窒化 ,  カソード ,  アノード ,  炉壁 ,  直流 ,  窒化物 ,  *疲れ強さ ,  窒素 ,  水素 ,  スクリーン ,  *疲労特性 ,  *改変 ,  *機械的性質 ,  *強度
準シソーラス用語： *疲れ特性

著者キーワード (4件)： アクティブスクリーン ,  プラズマ窒化 ,  疲労特性 ,  オーステナイトステンレス鋼

分類 (2件)： 表面硬化熱処理  (WC03030E) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (17件)：

• 1) C. Zhao, C.X. Li, H. Dong and T. Bell: Surf. Coat. Technol. 201 (2006) 2320-2325.
• 2) C.X. Li and T. Bell: Wear 256 (2004) 1144-1152.
• 3) S.C. Gallo and H. Dong: Vacuum 84 (2009) 321-325.
• 4) Sh. Ahangarani, F. Mahboubi and A.R. Sabour: Vacuum 80 (2006) 1032-1037.
• 5) A. Nishimoto, K. Nagatsuka, R. Narita and H. Nii: Surf. Coat. Technol. 205 (2010) S365-S368.

タイトルに関連する用語 (5件)： オーステナイト系ステンレス鋼 ,  疲労特性 ,  活性 ,  スクリーン ,  プラズマ窒化