文献
J-GLOBAL ID:201902229703661001   整理番号:19A0449835

MgO単結晶基板上に形成したFe膜の磁歪挙動に及ぼす結晶方位の影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of crystal orientation on the magnetostriction behavior of Fe films formed on MgO single-crystal substrates
著者 (7件):
資料名:
巻: 477  ページ: 420-426  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0644A  ISSN: 0304-8853  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
超高真空マグネトロンスパッタリングにより(001),(110),(111)配向のMgO基板上にFe薄膜を作製した。回転磁場下での磁歪挙動をカンチレバー法を用いて観察した。面内磁気異方性と磁歪挙動との関係を調べた。MgO(001)基板上にFe(001)_bcc単結晶膜を得た。面内磁気異方性における4回対称性がFe(001)_bcc膜に対して観察され,そこでは容易磁化方向はbcc[100]とbcc[010]に平行である。MgO(110)基板上にFe(211)_bcc双結晶膜を形成し,膜はほぼ4倍の対称磁気異方性を示した。この理由はbcc(211)面上にbcc[010]とbcc[001]を投影することによって得られた2つの有効磁化方向をもつ2つのbcc(211)バリアントの磁気異方性の重なりの影響によるものと解釈した。Fe(110)_bcc膜を,Nishiyama-WassermanとKurdjumov-Sachsに似た結晶学的方位関係を持つ2種類のバリアントを有するMgO(111)基板上にエピタキシャル成長させた。Fe(110)膜はバリアント構造の影響により等方性面内磁気特性を示した。Fe(110)膜に対して,磁歪の通常の正弦波波形を観測した。一方,Fe(001)とFe(211)膜で測定した波形は,低面内回転磁場下で正弦形状から変形し,磁歪挙動は二つの膜間で類似していた。簡単な磁化方向に平行な曲げに対して矩形波形が観察され,一方,三角形波形は硬い方向に平行な曲げに対して認識された。この現象は,面内異方性をもつ磁気的に不飽和な膜における印加磁場と磁化の間の方向差に関連している。磁歪挙動は面内磁気異方性の対称性によって影響される。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属結晶の磁性 

前のページに戻る