抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,小学校における科学教育方法の教師訓練コースにおける情報とコミュニケーション技術(ICT)を用いて,指導力の認識を強化することを目的として実施した模擬授業の分析の結果を報告した。研究1では,養成教師により行われた2種類の模擬授業を比較,すなわち1)養成教師は,教師のみがクラスの学習にICTを用いた模擬授業を行い,2)教師と学生がクラスの学習にICTを用いた試みを行った。著者らは,上記2)の事例において,養成教師は,それらがICTを使用することを教えることができることを認識することができることを見出した。研究2では,ICT模擬授業(研究1)を用いた指導力の認識と小学校における教育実践後のそれらの認識を比較した。これらの知見は,クラスでICTを使用するための認識に関連する3つの項目の認識が,教育実践後に増加したことを示した。著者らは,教育実践として小学校でICTを用いて教育を経験した学生がICTを用いた模擬授業の必要性とICTを用いた模擬授業の有用性を高く認識したことを見出した。(翻訳著者抄録)