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J-GLOBAL ID:201902231842444999   整理番号:19A2393463

北海道十勝岳美瑛川の大正泥流流下・堆積区域における樹木残存・流失実態

Actual situation of forests after the Taisho mudflow in the Biei River, Tokachi Mountain, Hokkaido
著者 (9件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 4-10  発行年: 2019年09月15日 
JST資料番号: G0196A  ISSN: 0286-8385  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1926年に十勝岳の噴火によって引き起こされた融雪のために火山泥流が富良野川と美瑛川に流下した。美瑛の火山泥流区域内に次の2つの区域が見つかった。1)火山泥流によって押し流されなかった森林地域。2)樹木が火山泥流によって押し流された森林地域。森林による緩衝帯が泥流を定着させること,ならびに火山泥流による堆積物の捕捉効果と植生樹木の流木化の抑制効果を評価することが重要である。本研究において,空中写真判読と現地調査によって美瑛川における火山泥流の堆積と樹木の残存/流出の実際の状況を分析した。空中写真に基づいて火山泥流の流下/堆積区域と樹木の残存/流出区域を明らかにした。結果として,火山泥流の流下区域において多くの樹木は押し流されたが,いくつかの火山泥流堆積区域の樹木は生き残っていることが確かめられた。さらに,堆積物の有無はピット調査によって調査し,樹木の年齢は胸高直径調査における結果と樹幹グラフ解析によって推定した。これらの2つの結果に基づいて元の樹木と泥流後の樹木の空間分布を解釈することによって,火山泥流と泥流堆積の詳細な範囲が明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (12件):

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