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J-GLOBAL ID：201902233313595834   整理番号：19A2435369

人工アユの亜硝酸態窒素耐性

著者 (4件)： 阿久津崇 (群馬県水試) ,  鈴木究真 (群馬県水試) ,  清水延浩 (群馬県水試) ,  田中英樹 (群馬県水試)
資料名： 群馬県水産試験場研究報告(CD-ROM)  (Report of Gunma Fisheries Experiment Station (CD-ROM))
号： 25  ページ： 17-18  発行年： 2019年03月30日 
JST資料番号： Z0238D  ISSN： 1342-1085  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アユPlecoglossus altivelis altivelisの種苗生産において,ふ化期から仔魚期はアレン氏処方に準じた4‰人工海水で飼育する。この間は循環ろ過によってのみ飼育水の水質を維持しているため,水質が悪化しやすく,亜硝酸態窒素などの魚毒性物質による仔魚の大量死亡が起こることがある。よって,養殖アユの飼育水の汚れに対する耐性は,初期生残率に大きく関わる要因のひとつであるが,詳細な研究例はなく,知見が不足している。そこで本研究では,群馬県水産試験場(以下「群馬水試」という。)で保有している2系統のアユについて飼育試験を行い,両系統間で亜硝酸態窒素への耐性を比較した。(著者抄録)

シソーラス用語： *アユ ,  *種苗管理 ,  硝酸態窒素 ,  水質 ,  動物実験 ,  死 ,  水生動物 ,  用水 ,  致死量 ,  濃度 ,  *感受性
準シソーラス用語： LC50 ,  *亜硝酸態窒素 ,  飼育試験 ,  飼育用水 ,  人工種苗 ,  大量死 ,  養殖魚

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  水産増養殖一般  (FH04010N)

引用文献 (5件)：

• G. Kato et al.(2014): Antigenic proteins of Flavobacterium psychrophilum recognized by ayu Plecoglossus altivelis antisera, Diseases of Aquatic Organisms. 108, 103-112
• 群馬県水産試験場(2013):多様性を維持した冷水病耐性アユの作出、群馬県水産試験場業務報告. 19、20-23
• 恩地啓実(2017):都市河川におけるアユを対象とした環境影響評価および保全に関する研究、環境アセスメント学会誌. 15(1)、52-54
• 山形陽一・丹羽誠(1979):亜硝酸のウナギに対する毒性について、水産増殖. 27(1)、5-11
• 岩井寿夫・伊藤隆・田村憲二(1974):アユのふ化仔魚に対する亜硝酸塩の毒性および飼育水の塩分濃度について、三重大学水産学部研究報告. 1、43-51

タイトルに関連する用語 (4件)： 人工 ,  アユ ,  亜硝酸態窒素 ,  耐性