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J-GLOBAL ID：201902234699354481   整理番号：19A0774321

ブラックスプルースの樹体内における光合成産物配分の季節変動~木部と葉への利用~

著者 (9件)： 齋藤智寛 (信大 院) ,  檀浦正子 (京大) ,  香川聡 (森林総合研) ,  野口享太郎 (森林総合研) ,  松浦陽次郎 (森林総合研) ,  RUESS Roger (アラスカ大) ,  HOLLINGSWORTH Jamie (アラスカ大) ,  牧田直樹 (信大 理) ,  安江恒 (信大 山岳研)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 69th  ページ： ROMBUNNO.A15-P-20  発行年： 2019年03月04日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アラスカ内陸部に生育するブラックスプルース(Picea mariana)における光合成産物配分の季節変動を,炭素安定同位体パルスラベリング実験によって明らかにした。供試木は成木3個体である。5月,7月,9月に標識を行い,翌年あるいは翌々年9月に樹幹,水平根基部から円盤を,樹冠から枝を採取した。円盤,枝共に形成年ごとに切り分け抽出処理した。その後質量分析計にて同位体比を測定した。得られた炭素安定同位体比と年推定成長量を用いてラベリングによって付加された¹³Cの部位ごとの配分量を明らかにした。その結果,春の光合成産物は地上部へより多く配分されること,夏の光合成産物は地下部へより多く配分されること,秋の光合成産物は翌年の樹幹の形成へ多く配分されることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *トウヒ属 ,  光合成 ,  *代謝産物 ,  季節的変動 ,  木部 ,  葉 ,  アラスカ州 ,  同位体存在比 ,  生体内蓄積 ,  *生体内分布 ,  Picea mariana ,  *光合成産物 ,  炭素安定同位体比
準シソーラス用語： *ブラックスプルース

分類 (2件)： 物質の代謝  (EH02050Q) ,  森林植物学  (FF02020E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 樹体 ,  光合成産物 ,  配分 ,  季節変動 ,  木部 ,  葉