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J-GLOBAL ID:201902234830647898   整理番号:19A2328549

地球環境と3種のナミノリソコエビ属(Haustorioides)端脚類の分布の関連性の普遍性:ナミノリソコエビ H. japonicus, キタナミノリソコエビ H. munsterhjelmi, およびH. koreanus

Universality of the linkage between geoenvironment and the distributions of three Haustorioides amphipods: H. japonicus, H. munsterhjelmi, and H. koreanus
著者 (3件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 170-179(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L3253B  ISSN: 1880-8247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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サクション,すなわち堆積物中の水分の張力は,砂浜海岸の潮間帯に出現する端脚類のナミノリソコエビ Haustorioides japonicusの分布を決定することが知られている。この知見に対して,野外研究を行い,ナミノリソコエビ属3種,ナミノリソコエビ H. japonicus, キタナミノリソコエビ H. munsterhjelmi, およびH. koreanusの分布とサクションの間に普遍的な関連があるかどうかを調べ,海岸におけるこれら3種の分布と,地下水位の潮汐による変動に関連したサクションの変化の関連性を明らかにした。本研究の調査地は,H. japonicusについては本州の日本海沿岸の間瀬海岸と五ケ浜および九州の玄界灘沿岸の津屋崎浜;H. munsterhjelmiについては北海道の斜里海岸;H. koreanusについては韓国チェジュ島のサムヤン海岸であった。これらの調査地は,0.2から2.81mまでの異なる潮差を示した。得られた結果によると,サクションが砂浜海岸の表層堆積物の地球物理学的な生息環境(飽和度,堆積物圧密,含水量,堆積物硬度)の変動を左右しており,ナミノリソコエビ属3種の分布は,種間差,潮差,および潮位の変動に関係なく,特定のサクションと関連していることが分かった。加えて,H. japonicusとH. munsterhjelmiの潮汐移動は,穿孔のために適切な帯のシフトによって引き起こされた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  個体群生態学 
引用文献 (37件):
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