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J-GLOBAL ID:201902237398182028   整理番号:19A0891411

BiS2系超伝導体LnO1-xFxBiS2(Ln=Nd,La-Sm)の異常な輸送特性

Anomalous Transport Properties in BiS2-based Superconductors LnO1-xFxBiS2 (Ln = Nd, La-Sm)
著者 (12件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 041005.1-041005.10  発行年: 2019年04月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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層状ビスマス系硫化物超伝導体NdO1-xFxBiS2(x=0.25,0.4,0.5),La1-ySmyO0.5F0.5BiS2(y=0.1~0.7)の電子特性を報告するこれらは,それらの輸送特性とX線回折を調べて研究を行った。軽くキャリアをドープしたNdO1-xFxBiS2(x=0.25,0.4)とLa1-ySmyO0.5F0.5BiS2(y=0.3,0.4)では,抵抗率とHall係数は各々TCDW~130K,200K以下で異常な温度依存性を見せ,これから電荷密度波(CDW)と関連したFermi面上のエネルギーギャップの形成が示唆された。NdO1-xFxBiS2(x=0.25)では,Bi-S五面体の結合角と結合長は~200K以下でそれらの温度依存性が変化し,これから,Bi-S五面体に関連する格子不安定性が~200K以下に存在し,この温度はTCDWよりはるかに高いと示唆された。これらの結果は,Bi-S五面体の格子不安定性がBiS2超伝導体の低キャリア領域におけるCDW転移を引き起こすことを示す。(翻訳著者抄録)
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酸化物系超伝導体の物性 
引用文献 (35件):
  • Y. Mizuguchi, S. Demura, K. Deguchi, Y. Takano, H. Fujihisa, Y. Gotoh, H. Izawa, and O. Miura, J. Phys. Soc. Jpn. 81, 114725 (2012).
  • J. Xing, S. Li, X. Ding, H. Yang, and H. H. Wen, Phys. Rev. B 86, 214518 (2012).
  • R. Jha, A. Kumar, S. K. Singh, and V. P. S. Awana, J. Supercond. Novel Magn. 26, 499 (2013).
  • S. Demura, Y. Mizuguchi, K. Deguchi, H. Okazaki, H. Hara, T Watanabe, S. J. Denholme, M. Fujioka, T. Ozaki, H. Fujihisa, Y. Gotoh, O. Miura, T. Yamaguchi, H. Takeya, and Y. Takano, J. Phys. Soc. Jpn. 82, 033708 (2013).
  • G. S. Thakur, G. K. Selvan, Z. Haque, L. C. Gupta, S. L. Samal, S. Arumugam, and A. K. Ganguli, Inorg. Chem. 54, 1076 (2015).
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