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J-GLOBAL ID：201902237714525674   整理番号：19A0009445

大気/海洋を通じた北太平洋亜寒帯域への鉱物粒子輸送に関する研究~個別石英粒子のカソードルミネッセンス分析より~

著者 (4件)： 長島佳菜 (JAMSTEC RCGC) ,  藤木徹一 (JAMSTEC RCGC) ,  原田尚美 (JAMSTEC RCGC) ,  西岡純 (北大)
資料名： 日本地球化学会年会要旨集(Web)  (Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan (Web))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.3B13(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1296A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水産資源が豊富な西北太平洋亜寒帯域はHNLC海域として知られ,微量栄養塩である鉄がどのような輸送プロセス(大気vs.海洋)によって運ばれているのかを定量的に評価する必要がある。そこで我々は,定量的評価を行うための第一歩として,鉄輸送の担い手である鉱物粒子が,どこから,どれだけ当海域に運ばれているのか,石英粒子のカソードルミネッセンス(CL)分析を用いて調べている。大気経由の輸送の場合は東アジアの乾燥域から鉱物粒子が輸送され,海洋による輸送の場合は,アムール川の集水域やアリューシャン列島等から鉱物粒子が輸送されるため,本発表では,石英のCL測定を基に大気と海洋を経由して輸送された粒子を識別することが可能かどうかを示す。また今後どのように鉄の量を推定し,更に生物生産に与える影響を評価するのか,見通しを述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： 陰極線ルミネセンス ,  *石英 ,  北西太平洋 ,  輸送現象 ,  栄養塩類 ,  鉄 ,  供給源 ,  *風塵
準シソーラス用語： 大気輸送 ,  亜寒帯

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (10件)： 大気 ,  海洋 ,  北太平洋 ,  亜寒帯域 ,  鉱物粒子 ,  輸送 ,  研究 ,  石英粒子 ,  カソードルミネッセンス ,  分析